シュンの日記なページ

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2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

パワー・オブ・ドリーム

昨夜の長谷川きよしの影響を受けてギターを弾く。スパニッシュ・ギターのマイナーコードにセブンスで締める緊張感、ガットギターがないために、和製オベーションの若干フレット音痴な部分を力でごまかそうとするが、やはり右指の力もしっかりと入りきってい…

失われゆく音楽たちへ

世界は前へ前と走り続けるので、置いてけぼりを食う音楽が時間の足跡に沿って残されてしまう。 今日は、ハードディスクレコーダーに残された一年前のライブを視聴。長谷川きよしと椎名林檎のコラボ。二度目に見る一年目のライブだが、感動! 思わず長谷川き…

続・古いレコード

楽音舎より連絡があり、大幅にレコードの買取査定が遅れるとの内容。実は、埃や黴に覆われたジャケットを拭き取り終わったのが今夜だそうで、その後、内容を確認しようと、ディスクを取り出すと、他のもろもろのものが一緒に出てきたりする、とのこと。詳し…

古いレコード、新しいテレビ

朝3時半に船内放送で起こされる。4時半には着港下船である。 フロントで売っているコーヒーを飲んで、車へ。小樽に下船し、下道を通って海沿いに札幌へ走る。今日、昇ったばかりの朝陽が海に眩い。 家に帰ると、妻が、テレビが壊れたと訴える。朝一番で見よ…

船上の一日

朝、四時に起き出し、友人の家を黙って(しかし心の中で深く有難うと呟きながら)立ち去ることになる。 早朝のさいたま路を、熱気の来ないうちにできるだけ遠くまで走り抜けようとアクセルを踏む。第二産業道路を伊奈に抜け、桶川から鴻巣へはかつて住んだ裏…

納涼会の夜

友人が実家まで車で送ってくれた。おまけにお茶のペットボトルや汗拭き用のタオルまで貸してくれ、さらには手伝いまで申し出てくれたが、それは丁重にお断りする。気持ちだけで十分です。 土曜日だから、ゴミ処理施設も半日である。大きな布団やらなにやらを…

豪雨のなか

朝、宮城を出て、東北道を走る。雨。途中、運転席側のワイパーがいかれてしまった。少し我慢して走ると、雨がやんできたので助かった。とりあえず一時的には。 昼、羽生ICで下り、鴻巣へ向う。空はすっかり快晴だ。 ホワイト餃子を札幌の自宅に送りつけてか…

父の命日に

秋田に7時半着港。何となく見覚えのある道路を走り、秋田北ICを目指す。案の定仕事で訪れたことのある会社関連施設の横を通り過ぎた。田んぼにちらほら見える石油採掘機を両側に見ながら、秋田道を南下する。やがて道路は東に進路を変え、北上で東北道に合流…

出航の夜

旭川で仕事を終え札幌に戻り、そのまま外回りの仕事を一件片付けて直帰とする。 苫小牧東港にはぎりぎりに到着し、ワイシャツ姿のまま乗船手続きを済ませる慌しさである。車の中でラフな服に着替え、二等寝台に持ち込む荷物を選り分ける。 船に乗り込むと、…

船旅支度

明日からいよいよ帰省旅行独り旅。 とは言うものの、明日はきちんと仕事デイなので、旭川を往復してこなくてはならない。その後、札幌に戻り、夕方会社を退けて、パジェロで苫小牧東港に急ぐ。19:30に出航する秋田行きのフェリーに乗船するのだ。 忘れ物はな…

海の日、石狩浜にて

石狩丘陵のゴルフ場での月例会、今月二度目のエントリー。今回は熟年夫婦と、とっても巧いシングルの人と、四人組。いずれもシングルなので、独りだけ差がついてしまい、誠に申し訳なかった。でもとてもマナーのいい人たちばかりで、気持ちは楽だった。北海…

青肉メロン

昔、北海道に来たての頃、国道40号沿いの和寒という辺りで、メロンが一玉五百円で売っていたから、青肉と赤肉とを両方家にかって帰ったことがある。そのとき食べ較べてみて、我が家では青肉のほうが断然美味しいという結論に達した。 しかし贈答品として歓ば…

休日の時間

朝、起き出してすぐに、録画しておいた浦和レッズ対東京ヴェルディの試合を見る。相変わらずレッズのディフェンスは相手に切り裂かれ、心配だ。運動量が他チームに較べていつも少なく見えてしまうのはぼくだけだろうか? それにしても細貝の存在は大きい。彼…

真夜中帰り

朝、富良野での仕事を終えると、札幌に帰り着き、午後は会議。夜は、車を一旦家に置いてから、街に繰り出して、真夜中まで呑み会が続く。 最後に入った店「ぴよっと」は、つくね、焼き鳥などが美味しかった。室蘭焼き鳥もあり(本場の吉田屋には敵わないけれ…

海霧の街、風のガーデン

午前中、阿寒町にて営業仕事。午後、富良野に取って返す。 釧路は朝から海霧が発生し、街中は、見えないカモメたちの声で満ちている。富良野へは、道東道を本別町からトマムまで一気に走るが、トマムへの道内高速道最高点の表示を見る辺りは、コンデンスミル…

釧路で初サンマ

7時に札幌を出発。道央道三笠ICから、桂沢湖経由で富良野に入る。青空、白雲、深緑の対比が強く、夏らしい森の中を、激流が流れ、道路はその川のうねりの沿ってひん曲がってゆく。早朝なので観光バスの姿はまだないが、貪欲なライダーや「わ」ナンバーの姿は…

夢のなかの巨大ゴミ処理施設のこと

書類ゴミを廃棄しに、市の指定清掃工場へ出かけた。 入口で車の重さを量り、自分でゴミを捨てると、出口で、もう一度車の重さを量り、その重量差で排気量の値段が決定し、そこで料金を支払う。廃棄業者に頼むよりよほど安いし、機密書類を安全に廃棄すること…

夕暮れの図書館

刷毛ではいたような夕焼け空を見上げながら、西に向けて車を転がす。薄暗くなった茨戸川べりを走り、石狩の図書館に着く。休館日のせいで灯りの消えた入口に、返却ボックスが真っ黒な口をあけており、そこに『ウォッチメイカー』を落とす。これが、ぼくの、…

ヘッドライト・テールライト

昨夜、追いかけ再生で観た浦和レッズの話はとりあえず書きたくもない。書かないことこそ自分なりのブーイングである。 熱く怒りを感じたものの、札幌の夜はやはり涼しい。窓を閉めて眠った。エアコンはやはり不要かもしれない。 たっぷりと朝寝をして置き出…

再会

朝、大宮駅からバスに乗る。大学生たちが学校へ通う時刻なのだろう。土曜日でも授業はあるのだったっけ。 老人ホームに短期入所している母を訪ねる。最初にケアマネから入所に至った事情を聴き、最早在宅での独居生活は不可能であることを理解する。認知症も…

新しい都市、古い想い出

早朝出発の上京。あまりクロス読書はやらないのだが、読みかけのディーヴァー『ウォッチメイカー』が弁当箱サイズで重く嵩張るため、文庫で持ってきたエルモア・レナードの『ホット・キッド』を機内とモノレールで読み続ける。1920年代、禁酒法時代の警官と…

ラベンダーに癒されて

午前休を取り、たっぷり朝寝を貪った後、病院へゆく。血圧が高いのでより強い薬に変えて一ヶ月。医師からも調剤薬局からも、副作用の有無を問われるが、血圧も120-70と久々の正常値に下がってきており、副作用らしきものも感じずにいることを告げ、ではもう…

札幌駅今昔

ステラプレイスの6階で酒を呑む。 札幌駅はJRタワーができてからとても変わった。昔は閑散としたローカル色豊かな田舎の駅だったのだが、あの頃のように夏には必ず駅前でシュラフを広げていたライダーたちの姿はもうどこにもいない。 誰が、新宿西口や、…

帰郷の約束

母が倒れて半月になる。介護ベッドの傍らに倒れていて、ヘルパーが見つけると、歩けなくなっていた。だからケアマネージャーの判断で施設へ短期入所する以外になかった。 夕方、電話を入れ、ようやくそちらへ行ける都合ができた、と伝える。週末、東京の会議…

ああ、中尊寺

そう言えば、今日残念なニュースが。平泉の世界遺産登録が差し戻しになったそうだ。平泉、中尊寺金色堂といえば、父が生きていて元気だった頃、赤ん坊の息子を連れ親子三代、三年くらいは初詣に行った場所である。年末年始を今の被災地である鴬沢で迎え、新…

見慣れぬラッシュアワー

急に道路が混雑してしまい、会社の職員たちは、危うく遅刻しそうになっている。かくいうぼくも、混雑の原因に思い至らなかったが、考えてみればサミットではないか。高速が止まってしまい、下道に流れた通勤の車たちは半端ではないはずだ。 日中ずっと札幌は…

札幌の夏である

札幌にとって気温30度は猛暑である。 朝6時起きで、石狩の太平洋クラブへ。三日前月例会に申し込んだら、もう定員に達している上、6人もキャンセル待ちしているので無理だと思いますけど、との回答。でも念のためエントリーしておいてくれと頼んでおいたら、…

影が射す

2008 J1 第15節 浦和 2 vs 0 F東京(埼玉) 永井はいつの間に決定力がついたのだろう。 かつてJ2時代に室蘭サッカー場であと一点というときに目の前のゴールに入れられず宇宙開発をやってしょげていた永井が忘れられない。あれは札幌に結局勝てなかったシ…

厳戒の街

北海道内は洞爺湖サミットを直前に控え、厳戒態勢に入っていると言う。確かにここ一ヶ月の後志館内の山の中には警察車輌が配置され、木陰や草葉の影(死人じゃあるまいし)に警官や機動隊員の姿がちやほや見られた。 今朝方、札幌駅北口前に事務所を構える取…

世界の終わりの旅

コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』読了。 こういう小説を書ける作家がアメリカにいるというだけで、十分に奇蹟だ。 何らかの理由で世界は破滅している。そんな荒涼とした道を父と子が旅を続ける。寒さの中、南を目指して。モノクロームの世界。家も車…