シュンの日記なページ

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2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年越しはワルツで

番屋へ行ってくる、と告げて、独りで夕方の番屋温泉へ出かける。途中で経営が変わって「魞(えり)の湯」という小難しい名前になったのだが、札幌の人は専ら番屋温泉とか番屋の湯とかいった過去の呼び名をそのままに使っている。 風雨が強い。12月の雨かよ…

懈い

いそいそと仕事を収める。午前中だけ会社に出て、身の回りの掃除や、洗車に出かける。昼になると、寿司を食べて、お茶を飲む。東京時代は電車通勤だったから、酒を飲み、そのまま夜まで個人的に親しい人たちと飲み続けたり、徹夜で麻雀をやったりと賑やかに…

永い午後へ

3時間睡眠だ。花村萬月2300枚の大長編『ワルツ』全三巻に取りかかる。エンタメ小説なのだそうだ。確かに、ストーリー展開重視なのかな。山口組三代目みたいなお話なのだろうか。任侠小説なのだろうか。とにかく、戦後。よくこんな闇市の時代にまで挑戦した…

音楽の隘路をゆく

私は囚人ものの映画やドラマが好きだ、という人がいたけれど、『プリズン・ブレイク』のこと? と聞き質すと、あれは続編を作るべきではなかったとの意見。ぼくは全然見ていないから、意味すらわからないけれど。 昨夜、WOWOWのドラマW、『パンドラ』に続く…

パーカホリック

ロバート・B・パーカーを三冊連続読み、今日最後の一冊を読了。 いまどきにしては300ページ程度の短い小説なのだが、それにしても年間5冊の翻訳とはやはり仕事量が最近富に増加しているのではないか。そこそこの筆力とそこそこの作品的まとまりは、最早…

雪景色

朝。ホテルの窓から。バスたちが巨大な落書きをしているみたいだ。 昨夜から道内全域が暴風雪。朝から晴れているのは函館くらいなものらしい。道内の足は機能していないみたいだ。車はそこへゆくと便利だ。覚悟と根性さえあれば、どんなところへも移動してし…

幻のクリスマス・ツリー

金森倉庫には巨大クリスマス・ツリーが飾られているはずなので、夜には見学に出かけようと思ったのだが、強風と霙混じりの風雨により、断念。 屋台で、地鶏屋の店主に聴いたところ、ツリーはカナダから輸出されてきたものらしい。グリーンピースかそれもどき…

古めかしいXマス・プレゼント

ヨーカドーのようなところを探しても求めるものは売っていなかった。書店と文具屋を兼ねる店を目指すと、キーをかけられたガラスケースのなかにそれはあった。どれもがぼくにとっては高額の値札を垂らしている。ああ、こういうものだったっけ。 店の照明を眩…

雪道の散歩者

茨戸川の河畔に足跡がたくさん。寒さに負けなかった人たちの痕跡。

アゲイン

ちあきなおみのアゲインが手に入らなくてやきもきする。 アゲインという曲は、映画『時代屋の女房』の主題歌である。 迷いながら愛を口ずさめた痛い日々でも足を運びたくて……もいちど んな古臭い歌詞であるが、『時代屋の女房』の故・夏目雅子の汚れ役みたい…

デリケート

シェーバーがうんともすんとも言わなくなる。 先週、出張に出る朝、水洗いしたのだが、ウォッシャブルなのは刃先の部分だけだったみたい。その前の機種がブラウンのアクアというもので完全防水だったから油断したのだ。 宿についたら、液晶のなかに水滴が表…

チョタ渓谷から来た男たち

今日は、クラブ・ワールドカップ決勝戦。南米王者が何とエクアドルのチーム、リガ・デ・キト。マンチェスター・ユナイテッドを相手にほぼ互角の勝負を終始演じ続けたこのチーム、四人はチョタ渓谷の出身だと言う。アフリカ移民の入植者たちによる貧しい村チ…

怖くて美しくて残虐な

ずっと風邪気味だ。この週末はスキー・ゲレンデにでも、との計画は瞬く間に頓挫する。 家で本を読むか、ネット麻雀を楽しむか。その両方で週末を使ってしまいそうだ。 『ファミリー・ポートレイト』読了。そう言えば、昨日、仕事場の本好き女性にこの本を読…

挨拶フィーバー

年末の挨拶回りというのは何なのだろうか。もう年末なのだから、新しい仕事や提案は来年に回そう、だから事実上仕事としては内容はないけれども、挨拶回りに出かけよう。そういう感覚で、お金を使っていろいろな客先を回る風習のことだ。 そうしてぐるぐる回…

違ったロナウド

北海道にサッカー文化がないことを時々嘆く。コンサドーレ札幌というプロチームがいても、周囲の支えが弱いことを思うと、サッカーという比較的新しいスポーツ文化を迎えるのがこの土地の人々意識の中ではとても薄いのだ。野球の好きな人がサッカーに敵意を…

松前の神々しい朝

松前を書の町にしようという動きがあるらしい、とは北海道新聞朝刊道南版のページの記事の話。確かに旧松前藩屋敷の跡を辿ると、いろいろな書の刻まれた石碑が並んでいた。どす黒い雲を背景に、神々しいまでの時の厚みを感じさせる。 さらに海には、溢れんば…

ファミリー・ポートレイト

昨夜より、桜庭一樹『ファミリー・ポートレイト』を読み始める。家族というものは悲しい組み合わせなのかもしれないな。などと勝手に思い込む。 夜、カウンター越しに見知った常連客と対面する。85歳の爺さんと、78歳のマダム、その隣に47歳ねずみ年の…

ニセコの開幕

ニセコ比羅夫のスキー場の麓辺りには、いつもオーストラリア人ばかりがたむろしているのだが、今日は日本人スキー客らしい姿が圧倒的に多い。雪が降らなかったのでスキー場開きはだいぶ遅れたと思うけれど、大学生はもう冬休みなのか。いいなあ。 比羅夫を過…

渡島の一番南まで

日本海に沿って南下。渡島の一番南まで。捨てられ、誰にも見向きもされない光景が今日もひときわ輝き続ける。人っ子一人いない海岸の道路。地元ナンバーの車がこともなげに時々走ってゆくだけ。そう思っていたら、一人の物好きが岬から海を見ていた。地元ナ…

月曜日のすすきの

誘われてすすきのに出る。月曜日のすすきのはつらい。しかも開始が20:00だ。一旦家に車を置きに帰るから、仕方がない。 タチテンが美味しいけれど、うっかりしてタチポンを食べるのを忘れた。ウニは食べた。うん。 飲み終えて日付変更線を超える。タクシー…

日曜の朝に血まみれ死体

今朝起きると体調が悪化しているのがわかった。眠いのだ。今朝起きるという描写は間違いで、正確には時計が正午を回っていた。学生時代ならともかく、今年で初めてくらいの経験かもしれない。 昼に、朝昼兼用の食事を食べながら、『CSIマイアミ』を見る。土…

寒風のとんかつラーメン

朝起きてから、いきなりネット麻雀をやる。ここのところついている。一ヶ月に二度も役満を振り込んだために、運命の神が平等を与えようとしているのだろうか。ちなみに振り込んだ役満は、一度目は四暗刻、二度目は緑一色。 その後、午前中に『スリーピング・…

『明日の記憶』の記憶

忘れ物だらけの一日だった。会社でデスクに向ってみると、まず携帯がない。それに朝方、確かに用意したはずの書類がない。昼休みに、家に取りに戻った。待てよ。家に入る鍵もないぞ。どこにもない。家内がいたので、玄関のドアは開いていた。良かった。書類…

湿った12月の雪の街

随分ひさしぶりにすすきののスナックへ行った。だいぶ前のつけの分の請求書が来ていたのだ。年末だものなあ。でも、ぼくは故意につけをしたわけではない。カードリーダーの調子が悪くて、クレジットカードを認識できなかった店の側が、「後でいいよ」という…

爪を切る人

今日、夕暮れの、とある道の駅でのできごと。日中は12月の北海道とは思えないほどの陽気で暖かかったのだが、夕暮れの接近とともに寒さが休息に押し寄せてきた。冷え冷えとしたそんな空気の中、冷たい風が吹き始めた戸外自動販売機の前で、爪を切るおじさん…

清潔意識について

清潔意識の持ち方が、人によって違うのはどうしてなんだろう。 手を洗っても洗っても足りなくて、皮膚が赤むけるまで洗う息子が引きこもり、不登校で困っています。そんな相談をする母親がラジオのテレフォン人生相談で嘆いていたのを思い出す。 なぜ、清潔…

勉強嫌い

勉強嫌いの息子を見ていて困っている。自分も勉強嫌いだったけれど、環境が決定的に違うのかと思う。 ぼくの両親は教育に熱心だった。両親とも低学歴だったこともあるが、当時は国立大学を出ろ、公務員になれ、と家族のみならず親戚、隣近所、大家さんなどが…

さすらいの航海

ときどき深夜のBSあたりで、今ではDVDにもなっていないかつての名作映画をやっており、ぼくはそれを録画して休日に観たりする。最近では『ナッシュビル』や『バニー・レークは行方不明』など。まだ観ていないが『華麗なる大泥棒』も。今日は、『さすらいの航…

泣けた!

今日はレッズの最終戦。ホームでの最終節を現地で見ないというのはぼくにはとても珍しい。最終節はその年のリーグ優勝がかかっているケースが多いからだ。ぼくはマイレージや、それがないときには自腹を使って飛行機で関東に飛び、埼玉スタジアムに駆けつけ…

パルマのアメフト・チーム

昨夜来雨が激しい。海の波が河口に風で逆流している凄い風景を見てしまった。 昼に、ラッキーピエロ北斗店にてハンバーグオムライスを間違えて頼んでしまった。間違えてはいないのだが、量がこんなに凄いとは知らなかった。いや、知ってた。でも、やっぱりこ…