シュンの日記なページ

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豪雨のなか

crimewave2008-07-25

 朝、宮城を出て、東北道を走る。雨。途中、運転席側のワイパーがいかれてしまった。少し我慢して走ると、雨がやんできたので助かった。とりあえず一時的には。
 昼、羽生ICで下り、鴻巣へ向う。空はすっかり快晴だ。
 ホワイト餃子を札幌の自宅に送りつけてから、今度は菖蒲町へ向う。菖蒲町農協食堂で、たぬきうどん、モツ煮、ご飯のセットを昔よく食べたものだ。店内は、今も変わらぬ盛況で、ぼくは当時を思い出しながら、同じ定番メニューをつついた。うどんの腰が思ったほどには強くなく、うどん自体が変わってしまったのか、記憶違いなのか、判然しないが、何となく納得できない。
 午後、ようやくさいたまの実家に到着。裏口のドアを開けると、早速埃っぽい匂いが鼻腔を刺激してくる。夕方16時半まで、ゴミ処理場との間を往復する。母親の古い衣類や、黴の生えそうな座布団、枕、そしてぼくと弟の古い本を段ボールに詰めて、廃棄したのだ。熱気のこもる家の中で、全身汗と埃で真っ黒けになった。
 ゴミ処理場のオヤジにこれで最後? と声をかけられた。これから雨になるよ、とも。
 近所の人に出会い、お母さんどうした? と聞かれ、わけを話す。これからこの家をどうするか決めてゆくのだ。
 その後請求書が届いているデイサービスを訪れ。未納分のサービス料金を支払う。
 それから母のいる老人ホームへ出かけ、ケアマネージャーに、23日のレンタル用品の撤去立会いのお礼を言う。さらに今後のこと、明日の施設での納涼会のこと、もろもろ話をして、今日のところは母に会わずに施設を立ち去った。
 夜、車を家に置いたまま、バスで浦和に向う。ゴミ処理場のオヤジの言葉そのままに、豪雨があっという間にやってきた。北浦和駅前の交差点は水が溢れ返り、靴はびしょ濡れ。車は平気で歩行者に水を浴びせかけてゆく。呪いの言葉を投げつけたくなる。駅ではタクシーを待つ客同士が口論し、さらに構内は、足止めをくらった通勤客で溢れていた。
 浦和駅に辿り着き、伊勢丹の中の「てもみん」で30分コースを申し込み、疲労を少し取り除く。伊勢丹を出る頃には雨はやんでいた。
 その後、待ち合わせたレッズサポ仲間と石松へ。石松でやはりサポ仲間と合流。本日宿泊を頼んである友人とはティナラウンジにて合流を果たした。レッズサポ仲間の一人に、今日真っ黒になった衣類を洗濯してくれるよう強引に依頼する。全く、多くの人に甘え、頼り切って生きている人生だ。心底、感謝の念に耐えない。