シュンの日記なページ

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パワー・オブ・ドリーム

crimewave2008-07-31

 昨夜の長谷川きよしの影響を受けてギターを弾く。スパニッシュ・ギターのマイナーコードにセブンスで締める緊張感、ガットギターがないために、和製オベーションの若干フレット音痴な部分を力でごまかそうとするが、やはり右指の力もしっかりと入りきっていないのを感じる。ギターは左指の力はもちろん、すべからく力である。
 スキーが技術以上に大腿筋の鍛え方の方が重要であるように、ギターは、第一関節から先のパワーに魂が宿る。半端ながらクライミングを楽しんでいた頃には、家の中の桟に第一関節をあてがって指先だけでの懸垂でトレーニングをしたものだ。まだ体重が55kgで、肋骨が浮き出て見えた頃の二十歳代前半の記憶。
 そうした筋肉、力、根気が失せてしまっている現在、なお技術でカバーしようとしても限界がある。やはり感性の上に乗るパワー、そんなものが必要と感じる。「若者よ体を鍛えておけ」なんていう歌が、山の歌集にあったが、今こそその意味が実感されもする。
 口だけで一向に体を使おうとしない自分で嫌気が差しながら、空しくこんなことを書いている。
 この夏には、山に、少しだけ復帰しようか。