家に帰る前にゴルフの打ちっぱなしと居酒屋に寄ってきたのだけれど、ついこの映画を見始めて、夜中にかかったのに、途中でやめることができず、二時間以上の大作を最後まで見てしまったではないか。 ソマリアなんかに出兵するアメリカという国の、手前勝手な…

今日は、妻も里帰りしたため、行きつけの居酒屋のカウンターでサッカーを見て盛り上がることにした。 キックオフ二分後に到着し、展開を見つめる。まず、イラン戦の反省が活かされている点と、そうでない点。コンディション不調の高原に拘った点はペケで、鈴…

『春の雪』というと三島由紀夫の作品を思い出すかもしれない。輪廻転生四部作の第一作で、この四部作は若い頃のぼくの中では三島の死を含めて、死生観、仏教、精神性というものを思い出させたものだ。 今夜の札幌は文字通り春の雪が舞い狂っている。気温はマ…

ときどき、忘れていた本が、我が家にやってくる。ぼくは記憶力がいいほうなので、あれっ、なんだ？ この本は……ということはないのだけれど、ああ、こんな本も図書館に予約していたっけなあ、と本が来て初めて思い出すことはある。 東野圭吾の『幻夜』が、そ…

帰り際、恵庭で遅めの昼食を取り、高速に乗る。TSUTAYAでDVDを借り替え、それから打ちっぱなしでゴルフの練習をする。すごい吹雪だが、湿っていて、髪も服もびしょ濡れになる。打っているうちに雪がやみ、陽射しが差し込んでくる。おかしな天気だ。 二日前に…

春休みとて、祖母の家に向かう息子を、空港に見送った。北区で晴れ、東区で吹雪、千歳空港は曇りとめまぐるしく変わる天気。高速道路では前後を、パトカーの赤い点滅ランプに挟まれ、走りにくいことこの上ない。 空港ではまず、「お子様一人旅」を申し込む。…

さいたまダービーは初めてではない。Ｊ２の一年間に４戦しっかり闘われている。でもＪ１でのさいたまダービーとなれば、意味合いはまた違う。そのあたりを両チームのサッカーが内容で証明してみせたような、好ゲームだったと思う。客観的には。 主観的にはど…

相当の人がストレスを感じたではないか。アウェイだから？ 標高が1200mと高いから？ 海外召集組の久々の起用だから？ いろいろなことが言えるかもしれない。でも、ぼくは責任をジーコにすべてぶつけたいと考えている。 この試合で非常に機能していたのが小野…

何かを作っているとそれに夢中になって、嫌なことや淋しいことを忘れられる。 作中の可憐なヒロイン・長沢まさみが言うセリフである。確かにこのドラマではいろいろな人がいろいろなものを作っている。父は美味いコーヒーを淹れることに集中し、客たちはコー…

癖になる、と言うけれど、TUTAYAに通い出したら、DVDレンタルがやめられなくなって、平日の帰宅途中にまで寄るようになった。小説原作関係で、映画化されたものを見たいというのは、読書ファンにとってはごく自然な興味の行方だと思う。最近借りている原作モ…

雪が積もるスピードに関して言えば、冬の間は、恐怖に近い感情を持ちたくなるほど早い。毎日、止め処がないほどに積もってゆき、解けない。 だが雪解けのスピードはそれを軽く凌駕する。春先には雪が多少降ってもすぐに強い陽射しのもとで解けてゆく。道路は…

ロバート・ロドリゲス監督が、何と２３歳のときに作った超低予算映画。なるほど見れば手作りに近い感覚だが、それでも後の『デスペラド』に結実する、映像芸の数々、手作り音楽、ストーリーテリングが感じられる。 無名の俳優たちの中では白人の敵方がなかな…

連休は有難い。明日が春分の日の振替休日だなんて、寝込んでいたせいか、すっかり忘れていた。夕食の時間に、家族に知らされると、何だか得をさせてもらったような気分。 昨日のナビ杯録画ビデオを見ようと思ったら、息子が両親出かけた後、すぐに電源を抜い…

寿退職して辞めて行った部下の花嫁姿は、とても綺麗だった。風邪でスピーチの声が嗄れてしまったことを申し訳なく思った。でも毅然と背筋を伸ばして、新郎と二人で歩く部下の姿が晴れがましく、そうした姿にじんと感動している自分に対し、けっこう歳を取っ…

昨日は半休だったけれど、今日は全休。さすがに朝から38.7度の熱を押してまで出たくない。今日も外せない大事な仕事があったけれど、少し頼りないながら部下に任せた。何とかなれ、という気持ち。 昨日に続いて、今日も病院へ点滴を打ちに行く。正確には医院…

朝、6時半時点で、38.5度。アイスノンを取ってきて、もう一度頭を冷やしながら眠る。 8時半、37.6度。朝食を取り、会社に半休を連絡し、その後医者へ。インフルエンザの検査をしてもらったが、陰性だし、いつもの風邪の強い奴、といったところだと自覚がある…

朝会社に出たときから熱っぽく、夜頑張って仕事を終え、家に帰り着くと38.5度の発熱。38度超はひさびさである。月曜日の東京出張辺りからずっと喉の調子が今ひとつだったけど、ついに爆発したか。外界の情報を一切遮断するには発熱という手しかないことを、…

毎日、タイトルに、春、春って書きたくなるのは、やっぱり今年は大雪だったから、ただでさえ待ち遠しい今時分の春という季節に対する渇望が、今年はより一層強くなっているせいである。 一日東京での会議を済ませ、くたくたになって札幌へ帰ったのが、夜の10…

夕方に東京へ移動し、夕暮れ時に下町の橋を歩いて渡っていると、堤沿いに早くも提灯がぶら下がっているではないか。見れば堤に並ぶのは、まだ葉も花も何もないつるつるの枝だけが空に交差しているだけの桜並木。もう半月と少しで、ここの桜は満開になるのだ…

晴れた朝、朝食をとってからすぐに床屋に出かけるが、いっぱいなので正午過ぎにまたきてくれとのこと。予約を入れて、すぐに石狩市図書館へ走り、予約本を受け取る。最近図書館を利用していないのは、自分の部屋に未読本があまりにもたまってきているから。…

ジュニーニョのスピードが恨めしいくらいにエメのできが良くなかった。ことによると前節以下である。頼りであった永井が見当たらないのは、捻挫のためだという。やれやれ。アルパイの代わりに出てきた坪井くらいしか明るい材料はないのだが、坪井に限らず、…

随分前にＴＶで見た映画で強い印象に残っていたのがこの映画。ＢＳ放映されたものを録画しておいて今夜見た。さわりだけのつもりだったが、引きずられるようにして全部見てしまった。 アナーキストとして赤狩りにひっかかったサッコとバンゼッティというイタ…

朝、とてもとても家中が冷え切っていておかしいと思ったら、昨夜どこかの時点でストーブのスイッチがオフになっていたようだった。息子はストーブの前で寒いを連発している。昨夜、自分が寝る前に間違って、いつものように温度設定を下げるつもりでふとぼん…

時化た海から冷たい真冬の風が吹きつけてくる。車から降りると一秒もいられないほどの寒気。 昨日とは一転して強い発達中の低気圧に北海道西北部が飲み込まれているのだそうだ。輝く太陽と痛烈な風雪とが順繰りにやってくる日高での一日を過ごした。 札幌へ…

夕方札幌を後にして日高へ向かう。苫小牧から南側は冬でもほとんど雪がなく、道が乾いており、夢のようだ。 静内に泊まる。三年ぶりくらいになる＜ビア居酒屋・赤ひげ＞で豪勢な夕食を取る。店内奥に据えられたビア・タンクから、分厚い木のカウンターにしつ…

気温がプラスに転じ、一気に気分が春への期待で高まってゆく。道路の雪は解けて水たまりを作り、家の屋根から滴る水の音が、冬の終わりを告げているようで嬉しく、そして有難い。春がこんなにも楽しみで心待ちにされるなんて、雪のない地域では到底感じられ…

どちらも１０番に日本人を擁するチーム同士、中田対中村対決ということで録画しておいて、さて見始めたら、つまらないことつまらないこと。中田はベンチ暖め役でついぞピッチに出なかったし、俊輔もチームとして上手く機能していない日で、後半早々に交代。…

いつのまにか３ヶ月１２回コースのレッスンも今日で半ば。基本的なスイングフォームを身につけるために反復練習を沢山やるのだが、今日は、レッスンプロの前でいきなり調子を崩す。それまで打てていた７番ウッドがティーアップしてやってみるようにとの指示…

北野版『座頭市』を見た。『座頭市』と『兵隊やくざ』だけは勝新以外はやらんだろうと思っていたところを、強引に持ってゆくところがたけしらしいと言えばらしい。 仕込杖の殺陣は座頭市シリーズの心臓とも言えるほど重要な部分だが、これをＣＧの流血を入れ…

ワンシーズン制になったＪリーグ開幕。昨夜とても心配されていたＴＢＳチャンネルの契約手続きが完了した衛星メールがスカパーチューナーに届いており、ＴＶ画面でそれを確認できたときには正直ほっとした。 しかしレッズは敗戦。神経戦に弱いレッズがふたた…