シュンの日記なページ

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2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時化の海へ

苫小牧東港には、身を切るように冷たい風が横殴りに吹きつけている。乗船手続きをすると1時間もの余裕があった。もっとゆっくり札幌を発つべきだったか、との後悔の念がよぎる。 最後にマルちゃんのインスタント・ラーメン、屋台十八番を買い出して一度戻る…

家路

札幌に戻ったのは夕刻で、日暮れ時だ。 パソコンデータを退避させて、ハードディスクからすっかり消し去る。送り出す書類と、捨てるべき書類を分けた段ボールに封をする。キーホルダーから職場のキーを外し、事務机にそっと置く。 元の仲間たちに別れを告げ…

いくつもの別れ

雨の予報だが、実際はくつがえって曇り。昨日と打って変わって暖かな日である。穏やかな海辺の道を、白神岬へ走る。北海道最南端への旅程である。それぞれの海辺の町で、すっかり親しくなった人たちと、別れの挨拶を交わして辿る。 松前町で、どうしても会わ…

真冬の夜更けに

なんて寒いんだ。駅前のホテルを出るとあまりの寒さに、震え上がる。でも明日は雨が降るんだそうだ。北海道の1月末の雨。気温がぐんと上がるんだそうだ。くそっ、慰めにもならない! 居酒屋の小上がりに座ってもコートを脱がず縮こまって、所定のメンバーが…

社会学入門

結果的には昨夜も寝たのは3時半である。何をやっていたかというと、今度住む最寄り駅のタウン情報をネットで徘徊しまくっていたのだ。床屋を検索したり、クリーニング屋を探したり。ラーメン屋、居酒屋、ファーストフードと、食べ物系を漁ったり。でも思えば…

真夜中のリズム

真夜中を過ぎて風呂に入り、寝る前に歯を磨きながらごろごろして本を開く。すると本を閉じられなくなる。歯ブラシをしまって口をゆすいで、また本に取りかかる。だからいつも寝るのが3時4時になってしまう。慢性的な睡眠不足だ。 本の雑誌の編集長、妖しい探…

大切な一日を

無為徒食というのはこのような一日を言うのではないだろうか。 昨夜は、5時まで無駄に起きていた。最後には布団の中で、今日買った新生活用のTVとブルーレイディスク・レコーダーのカタログを見て、スペックの機種別比較に眼を通していたのだと思う。 早…

喧騒プレリュード

宿酔いが残る中、無理矢理に起き出す。朝イチで引越業者の段ボールが届く予定。トーストにロースハムを乗せて啄ばんでいると、業者が到着。慌ててリンゴを齧り、牛乳で胃に押し込むと(傷だらけの天使のショーケンみたいでしょ)、玄関に出向く。妻は外出、…

凍てつく街

サッポロビール園に何年ぶりかで出かける。はっきり言って肉のタレが甘っぽくまずい。こんなだっけか? との印象。自分にとっては想い出のビール園。札幌にきた頃ろくすっぽ店を知らないので、妻子が帰省している間など、一人でジンギスカン食べ放題ノミホ付…

航路、冬バージョン

昨夜は、屋台を早めに引き上げ、ホテルで最上階の温泉に浸かり、その後、ビールを飲みながら、読書。笹本稜平『素行調査官』読了。思いのほか、良かった。面白かった。その代わりちょいと夜更かしだ。 朝は、しっかりとご飯を食べた。宿酔いではないというこ…

一瞬なる屋台

松前の朝は凍りついている。 何せ、みうら旅館を出ると、目の前に空。もちろん道路が一本横切るだけで、ガードレールの向うは日本海だ。津軽海峡の西の端っこ。 白神岬で、荒波を撮る。何度来てもここはいつでも荒波。木古内で訪ねたら、松前は風で雪が飛ん…

海は荒海

八雲を過ぎて落部から厚沢部へ抜ける。一台の車とも出会わぬ峠道だ。日本海側に抜けると、一気に雪が増え、風が増し、荒波が視界を領する。日本海だなあ、って気になる。 凄いね、松前のみうら旅館。6800円二食付。ズワイガニの片側の足が肩つきで全部出て、…

眠れぬ夜は続く

13年前に札幌に転勤を言い渡されたのが一月の終わりだった。二月に札幌に飛んでホテル住まいから始めた。すぐに雪祭りがあり、ホテルがどこも何倍もの値段になって満室となったから、北18条のウィークリーを借りた。今度はそちらの方が居心地が良くなってし…

文芸性に溺れる

朝10時に起き出し、日曜の朝恒例の納豆ご飯を掻き込む。食欲はあるのだけれど、頭痛が残るので、宿酔いなのか、風邪が完治していないせいなのかはっきりしないまま、ふたたび布団に飛び込む。次に起きたのは午後2時。うわあ! 本を読んでごろごろして過ご…

不眠不休

久々の不眠が訪れる。熱にうなされたような函館での一夜が明け、ひたすら札幌に向って一目散に帰ってきて、医院で点滴を受けた。その夜。家族と夕食をともにし、テレビを見て、PCをさわり、風呂に入り、本を開いて床に入る。いつものパターンなのだが、つい…

心が軋む音

凍った函館の朝。昨日よりは具合がよくなっている。何とか朝ごはんも入った。朝食バイキングはビジネスプランに含まれているのだ。 でもふらつく。眩暈。発汗。無理矢理車に乗り込み、ハンドルを握る。 途中の無人駅『蕨岱』で写真を撮る余裕があるのだから…

奇妙な夜

湯の川温泉の一室に、身を投げ出すように倒れ込んだ。駄目だ、寝てしまう。その前に、湯に浸かって温まらなければ。そう思い、眩暈をこらえながら浴衣に着替えて、誰もいない大浴場へ。まだ陽があるうちの湯船。しかし外は横殴りの雪。湿気を含んだ雪だ。 部…

スノウドライブ

さいたまへ

さすがに二時間半睡眠はこたえる。 急に、そう、あまりにも突然なんだが、さいたま市に引越しをすることになった。単身赴任という奴なので、さいたま市に住んだとしても、それは仮の住まい、札幌の我が家には、一人の心配な受験生と家を空けてばかりいる配偶…

音楽が帰ってきた

i-tunes がようやく復旧した。これまでi-tunesばかりインストールとアンインストールを繰り返してきたのが馬鹿みたいなものだった。とにかくApple関連のファイルは全部削除しなくてはと思い、QuickTimeもApple Softwear UpdateもApple Mobile Device Support…

親子をテーマにした小説たち

母の担当ケアマネから朝一で電話が入る。介護度が4に上がったそうで……そうだろうなあ、認知症がどんどん進行しているからなあ、と思う。まずはショート・ステイ先が以前のところに変更になり、その後ベッドの空きを待って正式に入所する。今年は、たびたび母…

Heaven's Kitchen

公私共にいろいろあって忙しい。 私的事情についてはクローズドな場所にて別途。 BONNIE PINKのTOUR 2007 "Thinking Out Loud" Final at 日本武道館」をWOWOW録画より観る。昨日に続いて音楽ライブばかりチェックしているけれど、それはたまたまキャロル・キ…

海峡の朝

湯の川の宿での朝食会場が素敵だ。芝弥生会館の朝食会場も、ホテルの古さの割りに桂離宮などを観ることができて素敵だが、湯の川のホテル最上階から海峡の海を見はるかすのもかなり素敵なことだ。ちなみにこのレストランの名前が「海峡」。

飛びっきりの羊蹄

飛びっきり美しい羊蹄山。雪もたっぷり。倶知安の街中なんて、車もすれ違えないほどの雪の壁だったんだ。

誕生日のキャロル・キング

誕生日です。歳はもう言いたくもない。 息子に誕生日プレゼントだと催促して肩を叩いてもらった。随分永いことこうしてもらっていないと思ったら、力が強くなっていた。頼もしい。もののプレゼントじゃなくていいの? いいよ、どうせものなんて買えないだろ…

啄木公園

漁火通りに沿って、小さな駐車場と、とても狭い休憩場だけしかない公園がある。「啄木公園」と偉そうに函館中の標識がここを指差しているのだが、実際には土方歳三記念館&石川啄木記念館が呼び物だ。 だけどコンクリートの防波壁から階段が砂浜に下りていて…

がぶ飲みコーヒー

思ったよりも酔いが残った。 昨夜は生ビールを2杯、芋焼酎を4-5杯呑んで、いつもの店を引けると、ジンギスカンを七輪で焼きながら、ワインのハーフボトルを一本呑んだ。フランスに住むカイトの家族と逢ったのがここ。年賀状の写真を思い出して、このカウ…

雪眼

朝里から毛無峠を越え赤井川へ。赤井川からは新しく開通したばかりの峠を越え、倶知安の町に入る。 峠はすっかり雪景色。 冬の運転は、眼にとても負担がかかる。晴れていたと思ったら、すぐに吹雪に変わる。太平洋側に出ると、雪が消えて海が広がる。でも雪…

湯気の温もり

一銭もなかった。 昼飯をどうしよう。何故か外気温が凄く低い感じだ。底冷えがする。 銀行に寄ってから、ラーメン屋源八郎に急ぐ。 なぜか札幌新道を北に渡った段階で猛吹雪となる。渋滞。 源八郎の暖簾は出ていなかった。正月明けは、これだからいやだ。店…

真夜中のワルツ

正月休みの最終日。朝6時まで起きていたのは、昨夜ついにパソコンの調子がおかしくなり、特に、i-tunesが起動しなくなったからだ。このエラーが起こると、いろいろなことに障害が出るので、i-tunes関連の作業ができなくなる。こうしてこのままi-podを更新す…