シュンの日記なページ

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海の日、石狩浜にて

crimewave2008-07-21

 石狩丘陵のゴルフ場での月例会、今月二度目のエントリー。今回は熟年夫婦と、とっても巧いシングルの人と、四人組。いずれもシングルなので、独りだけ差がついてしまい、誠に申し訳なかった。でもとてもマナーのいい人たちばかりで、気持ちは楽だった。北海道の人の心は捨てたもんじゃない、といつも組み合わせのたびに思うのである。
 今回はパッティングは良かったのだが、ドライバーが山あり谷あり。決まる時は綺麗にまっすぐに飛ぶのだが、ラスト付近でいきなり感触がおかしくなり、引っ掛け球が多くなった。OB頻出のおかげで、やっぱりスコアは延びない。
 意気消沈して、ゴルフ場を後に。
 しかし、そうだ今日は海の日だ。帰りに丘陵から札幌を目指すと、やがて石狩河口が、海が、見えてくる。思わずハンドルを石狩浜方面へ切ってしまった。
 海水浴のシーズンである。駐車場はこのときばかりはどこも有料化している。元番屋の湯であった「えりの湯」の駐車場に入ろうとするとそこで入館料を徴収していた。なるほど。
 車を止め、すぐに空腹を満たしに入ったのは、近隣の漁協か何かがやっている野外&屋内の簡易食堂。名前は「来い来い番屋の生鮮食堂」。主催は「石狩本町かみさん会」だそうだ。ううむ。参考になるブログは→ここ「てんぺすとROOM」かな?
。野外では今まで炭火焼をやっていたらしいのだが、最早、店じまいしている。二時なのだけれど、この辺りの人は、こんな労働をてきぱきとやめてしまうみたいなのだ。
 店じまいの進む店で、慌てて注文したのが鮭フライカレー。目の前で母子連れが石狩バーガーを買って行く。「統一バーガー」というメニューがあるが、何じゃこれは、とチラシを精読しているうちに、その意味がわかった。詳しくはここのホームページへ→石狩観光協会>石狩バーガー
 さて、その後、魞の湯に入り、風呂を楽しむ。毎年、年の瀬に息子とやってくるときは、雪の積もった石狩浜に寄せる冬の荒波を見るのだが、今日は、砂浜に色とりどりに咲いたテント、そして水着の若者たちといったカラフルな熱気で浜辺は賑やかなのだ。
 露天湯、寝湯、ジャグジーなどを楽しみながら、ゴルフの筋肉疲労を癒す。その後、最上階から、海を見ながら、リクライニングチェアの背を倒して、しばし意識を失う。
 風呂を出て、パジェロに乗り込んで、ハマナスノ丘公園方面に走ると、駐車場に金を払うのを惜しんだ連中が道路際にずっと路駐しており、海岸砂丘のうねる道路はただでさえ狭いのに、さらに走りにくくなっていた。それでもスペースを見つけては、海辺に出て、カメラを構える。ヒルガオハマナスの花が、一面に咲き誇り、とても綺麗だ。風が涼しく快適な世界。
 帰りがけ、山中牧場のソフトクリームを食べて帰る。若い姉ちゃんたちでいっぱいの店である。海水浴シーズンを過ぎると、淋しいほどに誰もいなくなることをぼくは知っている。寒い中でも、山中牧場のソフトクリームは地元の人のために営業時間を縮めて営業していることなどもぼくは知っている。しかし、今日は海の日。いつもは淋しい石狩浜に、ひとときの夏が訪れたって悪くはないのだ。