シュンの日記なページ

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2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冬風の洗礼

年々、だんだんと行事をいい加減に過ごすことが多くなってゆくような気がするので、意識的に守っていることが一つ二つだけある。年末、大晦日には一年の垢を落としに温泉にゆくこと。年越し蕎麦を食べること。そして年が明けたら、必ず近所の神社に初詣に出…

北国の窓

大掃除らしきことはあまりやらない。昔、自分が扶養されていた頃、大宮の実家では必ず窓掃除をしていたことを思い出す。当時サッシではなかった木枠のガラス戸を外しては、ガラス・クリーナーを使ってとことん拭いたものだ。外して庭で拭く、という文化であ…

解放

爆睡を終えたのが昼近くのことである。8時間眠ってもまだ眠さが取れない。やはり限界まで来ていたのだろう。寝込む寸前状態での一日。それでも、スーパーにインスタント・ラーメンを買いに行き、もやしを炒めたり、卵を茹でたりして、葱、ワカメ、ちくわを刻…

限界

例年は29日まで仕事をしているのだが、カレンダーのめぐりがよく、2007年の勤めは今日にて終了。昼にはジャスコの惣菜コーナーに予め予約しておいた寿司、オードブルを取り寄せて、皆で納会。と言っても車通勤だから酒は呑めない。「オ茶ケ」とバカを言うの…

追い込み

最後の挨拶回りで札幌市内の東西を走り回る。同じようなコースで回るのか何度も出くわす同業者がいたりする。幹線道路は乾いて走りやすく、とても札幌の年末とは思えない。 それでも普段運転をしない人たちが多いのか、年末のクレイジー・ドライバーの数が多…

極寒の街

外に出た途端、一筋縄では行かない寒さに、肌がぴりぴりと粟立ってしまう。パジェロに乗り込み、冷気の街に乗り出す。気温は-9度を示している。さすがだ。雲ひとつない蒼空。朝日に輝く手稲。 恵庭・千歳と、太平洋に近い街に下ると、こちらでは氷点下13…

豪雪の街

異様な眠気だ。一体どうしたのだろう。鼻炎カプセルでも服んだときみたいな眠気のうちに朝が来る。 今日は朝から、岩見沢へ移動。豪雪の街である。道路端に寄せられた雪の壁は背丈より高い。四つ角で車が曲がろうとするとき、あるいは駐車場から出ようとする…

イブの幸福について

ホワイト・クリスマスだけれど、昨夜の最後のワインが効いてしまい、なかなか寝床から起き出せない。何とか這い出して、CSIマイアミ5を見て、眼を覚ます。 借りていた雫井脩介『ビター・ブラッド』、デイヴィッド・ピース『TOKYO YEAR ZERO』を…

札幌の赤い夜

夜中に「バベル」を見始めてしまい、ついはまってマイ・パソコンでの上映終了が3時過ぎ。寝転んで居間でTVに向かうのと違って、しっかりパソコン・デスクに向かってイヤホーンで音を上げて鑑賞する映画、というのはなかなかに集中力が高まる。液晶モニターの…

冬のレッスン

札幌に雪が降り、道路が凍結し、毎日が氷点下の気温になると、ゴルフのスクールへの足も自然と遠のいてしまう。おまけに出張続きで、平日の夜のほとんどを不在にしていた。 そんなわけで思い立って三連休初日の今日は、昼日中にスクールへ出かけた。冬だと言…

鈍感なる小樽

小樽市内を営業回りしていると、仙台の同僚より電話があり、いいなあ、小樽ですか、いいなあ、としきりに羨ましがられる。 小樽は観光を表に出した外行きの顔と、高齢化が進む貧しく古い街といった本当の顔を持っている。もっぱら観光で稼ぐという意識は小樽…

光眩い札幌の夜に

北見を朝8時台に出発し、途中休憩&食事を挟んで、13時過ぎに札幌に帰還。今日は、標高の高い石北峠を避けて、遠軽から上川へと、北見峠を越えて帰ったのだが、ラジオによると、石北峠は曇りだが、北見峠は吹雪いていた。くそっ、またルートを間違った。 札…

北見へのよれよれの道

帯広でのよれよれの朝。遅い来る宿酔い。ウイスキーのロックを、昨夜は何杯飲んだろうか、ラフロイグに、小樽ニッカ工場のオリジナル・モルトに、シーバスに、ブラントンに。凄い! いい酒ばかりだ。とくに最後のバーボンは、丸く削られたグラスの中の氷に何…

旅はまだ続く

家に一泊しただけで、すぐにまた旅支度。北海道は広い。 今日は帯広へ。ずっと天気がよい。12月の初めに走った時よりも明らかに積雪が増えている。 帯広の気温も朝晩は氷点下10度を超えているらしく、確かに繁華街を歩くだけでも、頬や耳が痛い。「刺さるん…

栄光のリスト

レッズの闘いの後に、さまざまな栄光の履歴が、さまざまな表彰となって表れていて、とても今日は誇らしい気分だ。 FIFAクラブ・ワールドカップでは、レッズはフェアプレイ賞を受賞している。 何より今日発表されたJリーグ・アワードでは、ロビーがMVP受賞! …

帰還休養

なんとも幸せで贅沢な月曜休暇だ。 朝、友達の家を出勤時刻に合わせて出発。自転車の友達と別れ、駅まで歩く。昨日、二試合を立って観戦したため、脚が少し痛いが、きりっと冷えて、青空の向うにさいたま新都心の高層ビルが峻り立つ、爽やかな冬の朝だ。 北…

ゴール裏に見る鈍感な精神のこと

最後に補足。 ボカのゴール裏は基本的にボカ・サポのもの、とぼくは解釈していたのだが、平気でミランのゴール・シーンで、ボカサポの中に混じる和製ミラニスタが拍手を送り飛び上がっていた光景を見て、ちょっと驚いた。 ラテン姉ちゃんが怒りのスペイン語…

ボカの真ん中で

出発の朝、外は大雪。昨夕、雪かきをしたばかりなのに、こちらの努力を嘲笑うかのようだ。 新横浜プリンスに13時頃到着して、中華レストランにて食事。ウェイトレスたちのチャイナ服から覗く脚を気にしながら酸辛湯麺に点心をつけたものを食べる。 合流した…

土曜日は落ち着かない

週末の休日は大抵落ち着かない。平日にできないことが溜まっているからだ。 銀行にゆく。病院にゆく。図書館にゆく。こういう順番でものごとを片付けて行った。 夏に自転車で走った図書館近所の川辺は、ごらんのように雪景色。 図書館では、購入リクエストを…

札幌、12月、雨

今日は忘年会なので、一度家に車を置いてから、バスに乗り込む。行き先をよく確認しなかったので、間違った行き先のバスに乗ってしまったらしく、思いもかけない地下鉄路線の駅に到着して、余計なバス代を払った。札幌駅で下車して、紀伊国屋書店に隣接する…

夢のような夜に

夢のようだった。あのACミランを相手に、突っかけてゆくレッズの選手たちは、世界では到底無名である。そういう選手たちが、ミランの世界に誇るプレイヤーたちの顔をしかめさせ、眉を曇らせ、焦りに満ちた表情へ変えてゆく。ひょっとしたらのレッズ側の切り…

室蘭有情

親しくしていただいた方の引退の決意を、室蘭のカウンターで唐突に聞かされる。取引先の方で、ゴルフ先輩でもあり、もちろん室蘭焼き鳥を最初に食わせてくれた人でもある。仕事の関係がなくなって、つきあいがなくなるのは寂しいけれど、だいたいパターンで…

函館、夜の海から

函館へ移動し、仕事。夜には、漁火通りに沿った海鮮居酒屋で、函館ならではなの活イカ刺しを頬張る。窓辺に面した小上がりからは、浜辺に打ち寄せる夜の波が見える。もちろん沖合いにはイカ釣り船の眩ゆいほどの集魚灯。夜の海の風景は、父の葬式を終え、津…

ロビーよ、見たか!

世界一を決めるカップ戦を、膝十字靭帯損傷のおかげで、ピッチではなくどこか遠いところからしか見ることのできないロビーよ、今日の試合を見たか。 ロビーがここまで浦和を引っ張ってきてくれたことは誰もが知っている。ロビーの怪我が横浜FC戦一回で起こっ…

原作から遠い物語たちのこと

本を読んだり、書評の整理をして一日が終わってしまった。 他にしたことと言えば、CSIマイアミを見たこと。『蒼い瞳とニュアージュ』のドラマ版を見たこと。深田恭子は合っているけれど、まわりがイメージと違いすぎて、やはり原作-ドラマっていうのは難しい…

12月、浦和レッズの今

そろそろ優勝を逃したレッズサポのPTSDも徐々に快癒に向かい始めた頃だろうか。 くよくよしているサポには、何年レッズサポやっているんだよ、と言いたい。負けるレッズをしっかりと受け止めることは、もしかしてレッズサポにしかできないことかもしれないじ…

日高の海

静内を朝に出発し、牧場を縫うようにして一路、様似町まで南下。帰路は海沿いを徐々に北上する。浦河にてランチ。レストランの入口には地元の馬であるメイショウサムソンを祝う旗。皐月賞、天皇賞(春、秋)と優勝が続く、旬な馬を祝っている地元日高の歓び…

夜の日高道

午後になって、釧路を後にする。道の駅<しらぬか恋問>前の砂浜では、14時前だというのに、早くも日が傾き始めている。 本別町で世界はセピア色に変わり、道東道池田を過ぎると、陽が針葉樹林の向こうに沈んでいった。 凍結したトマムから占冠へ。日高路に…

釧路にて

昨夜は、赤ちょうちん横丁で知人と一献。屋台の大きさだが、こういうところほど個性は素晴らしい。空間的狭さを凌駕して客を惹きつけるのは、料理と店主の人柄である。鹿肉を突きながら、根室の地酒<北の勝>や、釧路の地酒<福司>を呑む。どちらも北の国…

道東路

初冬の道東路は変化に富んでいる。 夕張ICで高速は途切れる。樹海ロードを辿り、日勝峠へのメインロードを分け、占冠に向かう山道に入ると、いきなり凍結したワインディングロードとなり、危険に満ちてくる。 道の駅<自然体感しむかっぷ>にて、ランチ。…