シュンの日記なページ

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2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

蛍と花火

夜、蛍を捜しに田んぼに出かける。昔は沢山いた蛍がどこを回っても一匹も見当たらなかった。新しい道路、新しい川の流れが作られるために、一度土という土が掘り返され、コンクリートが流し込まれたそうだ。そんな場所を生き残るには蛍はあまりにもデリケー…

怪談

妻が温泉には四つくらいの小さな女の子がいたよと言う。独りで四つくらいの小さな女の子が果たして風呂に入っているだろうか。男湯のほうから外で繋がっている露天風呂を通ってそちらのほうから入ってきたよと言う。だから男湯にお父さんがいるんだなと思っ…

北帰行

見慣れぬ新都心駅のみどりの窓口で、家族三人分の新幹線の切符を求め、大宮からやまびこに乗り北へ向かう。くりこま高原駅で降り、レトロなくりでんバスに乗り、くりはら田園鉄道に乗り継ぐ。廃線間際のせいか、鉄ちゃんが乗り込みビデオ撮影に余念がない。…

路地裏

Y駅で降りて、妻の実家へ向かう長い路地裏の道は、近道である。ここは高校時代に通った道。親しい友達がいて、年中この道を16歳のぼくは歩いた。酔った48歳の男が別人のようにこの道を辿る。時間とははかなく、酒の酔いは何ともやわらかい。熱気の中に時々…

居酒屋ねこ

夜、県央にあるK市へと北上する。途中大宮駅のアーケード街でスニーカーを買ったのは、履き潰しかけている靴が限界に近づいていたため。デパートも何軒か回ったが、やはり子供時代から慣れ親しんでいるアーケイドが正解。 ねこは以前は18時前くらいから開い…

墓参

熱波のさなかを墓へと歩く。寺に寄って塔婆を立ててもらうよう同級生のM子(住職の妻)にお願いし、それから墓へ。水で墓石を洗い、もうとうに成仏しているであろう弟の霊に対し線香を焚いて祈る。息子も生まれてからずっとやっていること。昨年は失業転職…

独居老人

独居老人で身障者1級で、要介護度4の母を訪ねる。自分が中学から高校にかけての最もセンシティブな時期を過ごした実家は大宮のはずれの神社の境内を借りて建てられているが、今にも崩れ落ちそうなくらいに古い。 ヘルパー資格を持つ妻と福祉用具の仕事をして…

さいたま市

幼少時代のほとんどを過ごした大宮や浦和という地名がさいたま市という名前に変わり、その頃にはぼくは札幌に移ってしまっているから、不意に今日のようにここの土地に立ってみると、名前ばかりではなくもっと多くのいろいろなものが根底からざくっと変わっ…

インテル

馬鹿にされたような試合だった。気合が全然入っていないインテル。いかに過密日程だったとは言え、これはないだろうと思うほど弱いチームだった。追いきらないマーク。運動量の少なさ。これがインテルではないだろう。 レッズはネームバリューに対してよく闘…

痛風ぶり返し

いったん収まったかに見えた痛風がぶり返したので湿布をしている。 昨日すっかり治ったと判断してビールを一杯飲んでしまったせいだと思う。帰宅して靴下を脱いでみると、両足甲の色が違う。痛いほうは真っ赤で、ぱんぱんに腫れているのがわかる。 今夜はレ…

アゲハチョウ

24日の朝に蛹は羽化し終えており、籠の中はアゲハチョウでいっぱいになってばたばたと羽音がしていた。息子は先に一人で浦和に帰省するから、アゲハチョウを逃がしてあげることになった。幼虫を頂いた隣近所のおばあちゃんに成虫を見てもらってから、空に放…

大久保の勝負弱さ

五輪チームが有機的なつながりを失っている。森崎と菊地のよさが光ったが、高松の先発は相変わらず駄目だ。平山、田中の正スタメンの起用というものはないのか。どうも監督が試合のたびにテストばかりしている。ここにきていまだ落ち着きがない。いいのか?

ナビスコ決勝へ

市原戦を録画しているので、午後は図書館に行った後、これを見てしまうことにする。 山田が乗り乗りで、最初から最後まで相手にとっては怖い存在だろうなと思える。三都州がいないと攻撃バランスは右に寄り、左の三都州よりもよほどよい攻撃を山田がするから…

帰路

定山渓からの帰路は札幌市外へ下らずに、札幌国際スキー場に向かい、朝里峠を越えて朝里川温泉に下ってゆく。山道はとても空いていて、緑が目に優しい。山にかかった雨雲が少しだけ水滴を落としたが、朝里ダム湖畔の休憩所でパジェロを降りて風に当たる頃に…

痛風温泉

朝、起きたら親指が痛み出す。そういえば最近尿酸値が高いので痛風薬を服用するようにしているのだが、きちんと飲んでいなかったというのが正解。そこに昨夜のビール三昧だったから、一気に来たかもしれない。 今日はそんな中で社内温泉旅行であり、まずは早…

ビールの日

夜、取引業者主催のビア・パーティに参加。前職時代にも毎年参加していたパーティなので、その頃の久々の業界の面々などともお会いすることができ、懐かしい限り。男女若手の部下たちと四人で焼き鳥やポテトを突つきながら、暑い夜を楽しんだ。 さらに大通り…

日常の中のスポーツ

ゴルフもサッカーもスノーボードも、遅めに始めたスポーツだが、共通して言えることは練習により、少しずつでも上達してゆき、その前に進む感覚が非常に楽しみとなることだ。生活の中のアクセントと言っていい。 ぼくは小学校時代の体育の授業はからっきし駄…

五輪チーム対韓国戦

平山は相変わらず良かった。大久保は相変わらず雑なサッカーをやっていた。松井は相変わらず個人技。坂田は相変わらず岡野ライクだが、岡野のミラクルを備えていないつまらなさ。とりわけ梶がつまらない。石川が大人しい。阿部が決めない。なんだかなあ。啓…

かでる2・7

かでる2・7にて一日中会議。北海道は歴史が浅いせいか、2・7というような所番地の数字を名前に適用するケースが実は多い。南2条西7丁目にあるから2・7であって、同じようなビル名は多いと思う。 では「かでる」とは何かというと、子供たちが遊んでいるとこ…

海の日なのだが……

明日の会議に備えて東日本のあちこちから前泊者をお迎えするとのことで、夕方すすきの春花秋灯に集合。妻は一日仕事で出かけ、息子に留守番を任せて、ぼくは一度会社に出かける。余剰の時間を、またも会社裏手方向にある河川敷のショートコース&打ちっぱな…

怠惰な日曜日

明け方に眠ったので昼に起き出したら、家はもぬけの殻だった。息子は札幌駅のエスタで開かれているカードゲーム大会に友達と出かけてゆき、妻は妻で友達とどこかに出かけている。 ぼくは昨夜梱包をほどいた着荷したばかりのゴルフクラブセットを点検しながら…

夏の夜

昨夜は豊平川の花火大会第一回だったそうで、職場の人間も何人か繰り出したみたいだ。今日はぼくは仕事日だったが、仕事を終えてから、月曜日、水曜日に続いて今週三度目のショートコースに出た。一過性の土砂降りがあって芝は濡れていたが、涼しくてとても…

ユーティリティ

五輪サッカーチームから啓太と山瀬が外れた。啓太はたびたびキャプテンマークを任されてチームを牽引してきたダイナモだったが、技術力の弱さとポジションがボランチ固定でありユーティリティ・プレイヤーでないことが弱みだとされた。 今は確かにユーティリ…

日曜日に隣の隣のおばあちゃんが訪ねてきて、息子の名を呼んだ。なんとアゲハチョウの幼虫が七匹もいるんだそうで、これを全部虫かごに入れてくれたみたいだ。その後息子の友達もやってきて幼虫を怖がったり面白がったりしていた。 本日夕食を仕事がらみで外…

直木賞

熊谷達也『邂逅の森』受賞! 奥田英朗『空中ブランコ』も受賞(こっちは未読だ)! とりわけ『邂逅の森』は山本周五郎賞とのダブル受賞でこれは史上初なのだそうだ。地味なローカル作家の、何とも派手な快挙に改めて拍手を送りたい。

夏休みの準備

ぼくの夏は今年も忙しくなりそうで、無理やり月末の二日間休みを取り、帰省を決めることにした。 インターネットで、いろいろと予約して時間を食う。まず子供が先に浦和の家内実家に帰省する。6日後に妻が帰省する。その翌日にぼくが帰省する。それぞれの都…

悪夢

ソガハタにとっては悪夢だったろう。魔に魅入られた一瞬としか言いようがない。でもサッカーには得てして、仕組んだ以上の皮肉やドラマが存在する。助っ人にきて足を引っ張ってしまうことの悪夢。これ以上の最悪はないだろう。それを救うことのできなかった…

有給休暇

平日の一日をのんびりと休むのは悪くない。 昨夜ヤフオクでゴルフセットを落札。今日はネットバンキングで振込みを完了した。 午前中のほとんどを朝寝して過ごし、ホームドクターに薬の処方をしてもらいに出かける。調剤薬局は改装中のあわただしさの中で何…

強敵

意外に手ごわい相手だったセルビアモンテネグロ。勝つには勝ったけれども、相手が凄かったから面白かった。でも日本代表が、いつまでたっても日本の本当のベストメンバーには見えないところがジーコ・ジャパンの物足りないところだ。特定のチームにこだわり…

贅沢な風景

取引先に昼食をご馳走になりに、街に出かけてゆく。KPホテルの最上階にある和食の店で、個室には既に取引先のお二方が待っていた。四人で昼食を取るのだが、和室のガラス越しに見える風景は、札幌北面の風景。22階の高さからは北大の緑、歴史ある建物た…