文芸性に溺れる
朝10時に起き出し、日曜の朝恒例の納豆ご飯を掻き込む。食欲はあるのだけれど、頭痛が残るので、宿酔いなのか、風邪が完治していないせいなのかはっきりしないまま、ふたたび布団に飛び込む。次に起きたのは午後2時。うわあ!
本を読んでごろごろして過ごす。
夕方になると、長谷川きよしの『40年。まだこれがベストではない。〜長谷川きよしライヴ・レコーディング。〜』というライブアルバムがDISCASから届いたので、これを聴く。椎名林檎の提供曲などもあって、なかなか鋭い。それからi-podの曲チューニングなどしているうちにどんどん元気になる。
その勢いで、CSIもマイアミとNYと最新版を立て続けに見てしまう。
桜庭一樹『荒野』読了。また中学生青春小説を読んでしまった。桜庭一樹は、昔、勧められて読んでやみつきになったくらもちふさこの少女漫画みたいで、どうも恥ずかしい。けれど感動だ。それ以上に文芸性というものの豊かさに驚かされる。ストーリーで引っ張るのではなく、日常生活を描くその行間に溢れる豊かな心情に溺れそうになってしまうのだな。うむ。
ちなみに『荒野』は既刊の『荒野の恋』二部作に書き下ろしの第三部を付け足して一冊に纏めたもの。もともとは少女向けファミ通文庫です。と書いても、んー、恥ずかしくないぞ。文芸性豊かなのだから。うん。
今日は、寝てばかりだったので、このくらいの一日です。