シュンの日記なページ

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不眠不休

 久々の不眠が訪れる。熱にうなされたような函館での一夜が明け、ひたすら札幌に向って一目散に帰ってきて、医院で点滴を受けた。その夜。家族と夕食をともにし、テレビを見て、PCをさわり、風呂に入り、本を開いて床に入る。いつものパターンなのだが、つい本を読みすぎてしまい、3時前くらいに灯りを消して眠った。次に起きたのが3時半。そして眠れない。REM睡眠ワンセットくらいしかしていないのではないだろうか。
 若い頃、学生時代などは、昼寝や朝寝をするので、どうしても不眠症の夜が多かった。でも、体が疲れ、睡眠時間も満足に取らない現在、不眠症とは正直縁遠い。なので、不思議感が強い。本を開く。結局、ふたたび本を置いたのは朝の6時半くらいだ。
 8時半に目覚ましがなり、引っ越し業者が見積を取りに来るのを、朝食を取りながら待つ。午前と午後に引っ越し業者の対応。二時間半しか眠っていないので、どこかで昼寝をと考えたけれど、そういうことも最近では得意ではなくなった。
 夕方に、すすきのに出かける。夜には北海道レッズサポーターの新年会がある。期せずしてぼくの送別会も兼ねてしまった。これからは北海道レッズサポ浦和支部を作る、という約束をした。日高にも一名新メンバー加盟したので、じゃあ日高支部もということになった。タチの昆布巻きを炭で炙って食べた。田酒を飲みながら。何と言う幸福! それから八海山の粕とり焼酎を呑ませてもらった。凄い、の一言に尽きる。

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 その後、北海道レッズサポとしては初めてのカラオケにも出かけた。皆、個性があって、カラオケも楽しんでしまう人ばかりで、ともかく楽しかった。けれど、真夜中になって急にぼくは失速する。睡眠不足を体が思い出したみたいだ。
 もう3時を回った、と誰かが言った。
 ずた袋のようになった重い体を引きずって、真夜中の札幌を南北にタクシーが縦断してゆく。一緒に乗り込んだ仲間と、単身赴任による子供への影響、といったようなことを話し合った気がする。
 この日ばかりは一瞬で眠りにつけそうだった。