シュンの日記なページ

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がぶ飲みコーヒー

 思ったよりも酔いが残った。
 昨夜は生ビールを2杯、芋焼酎を4-5杯呑んで、いつもの店を引けると、ジンギスカンを七輪で焼きながら、ワインのハーフボトルを一本呑んだ。フランスに住むカイトの家族と逢ったのがここ。年賀状の写真を思い出して、このカウンターに座ってつい飲みすぎてしまった。
 なので朝からコーヒーをがぶ飲みする。ロバート・B・パーカーの小説に出てくる主人公たちが、酒を飲みすぎた翌朝にコーヒーをがぶ飲みするシーンが多かったからだ。胃が荒れているところにコーヒーはどうか、と思うが、実際にはカフェインの効果だろうか、かなりすきっとするのだ。
 昼にはラッキーピエロで鉄板ミートスパゲッティのハンバーグ乗せをしっかり食しているのだから、胃はこたえていないみたいだ。コーヒーはアメリカンでもない濃度なのに、量はアメリカンの1.5杯分みたいだ。ラッキーピエロのいいところだ。
 コーヒーを呑むために本を持ち込んだ。花村萬月『ワルツ 下巻』読了。全三巻。圧巻という奴だったな。ハードボイルドではなく、ホームドラマを書いているつもりなんだけれど、まわりにハードボイルド作家と言われて困っているんだ。と、デビュー間もない萬月先生は仰ったのだった。その意味はその後20年くらいが経過した今でも変わらない。一見、任侠小説。暴力と惨劇の血腥い全三巻。でもホームドラマなのだ。究極の家族物語というべきかな。とにかく、凄まじいです。とってもオススメ。

 ワルツ 下