航路、冬バージョン
昨夜は、屋台を早めに引き上げ、ホテルで最上階の温泉に浸かり、その後、ビールを飲みながら、読書。笹本稜平『素行調査官』読了。思いのほか、良かった。面白かった。その代わりちょいと夜更かしだ。
朝は、しっかりとご飯を食べた。宿酔いではないということは、いいことだ。昨日も、そして今日も。
夕方、クリニックで、先週の検査結果を。尿酸値は下がり、コレスレテロール値は下がった。けれど、酒関連は駄目だな、呑んでるんだから仕方ないけれども。γ-GTP、GPT、GOT,中性脂肪。どれもが、少しずつ引っかかる。たいしたことない。
先生に紹介状を書いてもらう。薬も余分にもらう。淋しいなあ、といわれる。こっちだって淋しいよお。
朝、取引先の社長にも言われた。あまり落ち込まないようにしないと。育った場所で暮らすので、回りに古い悪友がいっぱいいるんですと答えると、なあんだと社長は安心した表情を見せた。会社よりも個人的につきあいの深い人だ。
夜、船を予約した。新日本海フェリーの小樽便は冬の間さすがに欠航しているのだと初めて知る。松前や江差での荒海を見たら、納得はゆくけれども。その代わりに、苫小牧東から海峡を抜けて、秋田、新潟と接岸する航路があったので、これを予約。
いよいよあと一週間で引越しである。やることが山ほどあるような気がする。
家族に道南土産。メイクイーンの郷として知られる厚沢部町の道の駅にあった手作りクッキー三種。天然自然の木の実をジャムにして、クッキーの味の真ん中に持ってきたものだと思う。こんなものにまで生産者の名前が書かれているところが微笑ましい。齧っていると、甘さ控えめ。木の実の香りがぷーんとくる。生産者の長谷千恵子さんに思わず惚れてしまいそうな味である。