真夜中のワルツ
正月休みの最終日。朝6時まで起きていたのは、昨夜ついにパソコンの調子がおかしくなり、特に、i-tunesが起動しなくなったからだ。このエラーが起こると、いろいろなことに障害が出るので、i-tunes関連の作業ができなくなる。こうしてこのままi-podを更新することができないままになるのだろうか。そういう恐怖に震えて今日も何度となくソフトの削除更新を繰り返していたのだが、すべては無駄に終わっている。
でも本当は、朝6時を越えることになった直接の理由は真夜中に本を読んでいたせいだ。花村萬月『ワルツ 中』読了。残すは下巻のみ。
睡眠を取って正午に起き出し、インスタントラーメンを茹でて、具(海苔、わかめ、ハム、かまぼこ、葱など)を入れ、正月用の餅も投入するとけっこう彩り豊かなご馳走が出来上がる。
それからドラマWの『シリウスの道』2時間40分也を観た。藤原伊織の原作の思いを伝えるできのいいドラマであったと思うし、ドラマを見て、原作の豊かさを確かめさせられる部分も多かった。改めていい作家を失ったなと実感してしまい、かえって淋しい気持ちに捉われた。CMなし、2時間40分というのは、並みの映画を越えている。ドラマWはたまにこういう当たりがあるので、やめられない。