シュンの日記なページ

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真夜中のリズム

 真夜中を過ぎて風呂に入り、寝る前に歯を磨きながらごろごろして本を開く。すると本を閉じられなくなる。歯ブラシをしまって口をゆすいで、また本に取りかかる。だからいつも寝るのが3時4時になってしまう。慢性的な睡眠不足だ。
 本の雑誌の編集長、妖しい探検隊の釜焚きメグロこと、『冒険小説の時代』の著者である北上次郎は、毎夜のように椎名誠らと陶玄房などで酒を呑んでは、真夜中を過ぎる前に一足早く家に帰り、それから朝の四時頃まで本を読むのだ、一体、いつ眠るんだろう、と健康人である椎名誠が書くのを見て、目黒という人はなんと不思議な人なんだろうと思っていたのに、いつの間にか、自分がそうなってしまった。
 朝、パジェロの温度計が示す外気温は氷点下10度。うーーっ、さぶっ!
 本日、会社に出勤して、まずやったことが自分の引越し日程を確定させること。引継ぎ相手がなかなか決まらないので、予定がなかなか立たないのに業を煮やし、会社のえらーい人に電話を入れて、事情を話した次第。
 日中は、通常業務をこなしながらも、机周りの整理をする。段ボールを出してきて、これは廃棄、これは東京本社に送りつけるもの、と分別してゆく。その間、本社のシステムの人のPCに空きを作ってもらって、せっせとデータを転送する。向うで新しいパソコンに向かい、それらを取り込む。
 以前の会社でも退職間際に転勤になったとき、こんなようなことをやったような気がする。
 夜になって最速の確認電話を入れると、異動日程が正式に決まっていた。ということは二月の最初から本社勤務である。今週が北海道での最後の仕事。ついにきたか、という感じだ。
 家に帰ると、夜更けに、気の早いレッズサポからカシマ・スタジアム、アウェイでのJ開幕戦ツアーへのお誘いメールが届く。遠いなあ、カシマ。でも埼玉県民だったときは、そんな生活が当たり前だったっけ。などと三十代の頃を思い出しながら、遠くを見る目になる。
 おっと。早く寝なければ! 
 早く本の続きを読まねば!