シュンの日記なページ

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清潔意識について

 清潔意識の持ち方が、人によって違うのはどうしてなんだろう。
 手を洗っても洗っても足りなくて、皮膚が赤むけるまで洗う息子が引きこもり、不登校で困っています。そんな相談をする母親がラジオのテレフォン人生相談で嘆いていたのを思い出す。
 なぜ、清潔なんて言葉に捉われたのかと言えば、実は、今日、思いがけない状況に出くわしたからなのだ。
 場所は太平洋沿いの某人気中華料理店のトイレ。ぼくが用を足し終わり、手を洗っていると、背後で大きい方を終えた人が、手も洗わずにそのままトイレから出て行ったのである。その人は、すぐに仲間たちのテーブルに加わったが、ちょうど折りよく料理が出来上がってきた。その人はもちろんそのまま箸を取って料理を食べ始める。
 ぼくは、別にトイレに行かなくても、食事の前には手を洗うように気をつけている。口と言うのは大腸菌などの特殊な菌を除けば、いろいろな雑菌に強いことは知っているけれども、やっぱり、ケツを拭いた手でそのまま料理に向う神経というのは、ぼくにはわからない。やむなく、っていうことならば、ぼくも登山に青春を費やした口でもあることだし、わからないわけではない。でもそれでも極力、状況が許す限り、気持ちの問題として手を洗うよな。それをしない人がまわりに多いので、常日頃びっくりしているのである。
 社長や役員が平気でトイレで手を洗わずに食事に向うという情景を、どう思いますか? ぼくはいやなんだが、現実にそれが日本の普通の情景である。ぼくは息子にうがいと手洗いの励行を勧めているのだが、不潔な大人たちがその教育を台無しにする恐れがあるのだと思うと、とてもいやな気持ちになる。清潔を売りにしている大会社の経営者が、清潔意識を普通に備えていないなんて、とても問題だと思うのだが、果たしてどうだろうか?(これはフィクションではありません)