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違ったロナウド

crimewave2008-12-18

 北海道にサッカー文化がないことを時々嘆く。コンサドーレ札幌というプロチームがいても、周囲の支えが弱いことを思うと、サッカーという比較的新しいスポーツ文化を迎えるのがこの土地の人々意識の中ではとても薄いのだ。野球の好きな人がサッカーに敵意を抱いている場合もある。野球の好きな人たちの口からは、サッカーに対する敵意を含んだ呼気が、もわっと飛び出してくる。複数のスポーツを見たっていいじゃない。そう思うのだが、サッカー観戦にあまり足を運ぶ人はいない。
 コンサドーレにスター選手不在というのが大きいのだとは思う。日本代表になるような優れたプレイヤーは札幌を飛び出して他チームで活躍するんだという、諦めのような意識も強い。これじゃあ、サッカーチームはいたたまれない。
 今日は、クラブワールドカップ準決勝で、ガンバ大阪マンチェスター・ユナイテッドと対戦する日である。
 AMしか聴こえないカー・ラジオで、午後にはいつもHBCの「カーナビラジオ午後一番!」という番組を聴いている。ヤスという男性ボケ役と、田村美香という突っ込み高音女性がパーソナリティをやっている。二人の掛け合いが、漫才のように面白いのだが、今日はたまたま今夜のサッカーゲームの話題になった。
 「ロナウドというのは、あのロナウドではないんだよね:、とヤス。「スリムになったのかなと思ったのだけれど、年齢も若いみたいだし」
 「整形したのかと思った」、とは美香。
 日韓ワールドカップの頃のロナウドは知っているけれど、コンサドーレが斜陽になった現在のマン・オブ・ザ・イヤーズであるクリスチアーノ・ロナウドは知らないらしい。
 「今日、だいたいそんな外国の有名なチームが日本に来て試合をやるなんてことも知らなかった」
 「みんな、知らないんじゃない?」
 これが北海道を代表するラジオメディアであるHBCのマスコミの会話である。ここまで酷いと悔しいという気持ちを覚える。サッカーは北海道では常識の範囲外であるらしい。