日曜の朝に血まみれ死体

　今朝起きると体調が悪化しているのがわかった。眠いのだ。今朝起きるという描写は間違いで、正確には時計が正午を回っていた。学生時代ならともかく、今年で初めてくらいの経験かもしれない。
　昼に、朝昼兼用の食事を食べながら、『CSIマイアミ』を見る。土曜の夜のWOWOW新作放映を録画し、日曜の爽やかな朝に見る血まみれ死体、というだけで顰蹙を買いそうだから、他人にはあまり言わない。
　午後は予定通り、コーチャンフォーに出かけ、買い物。
　パトリシア・コーンウェル『前線　捜査官ガラーノ』、ロバート・B・パーカー『昔日』、打海文三『覇者と覇者』、天童荒太『悼む人』、桜庭一樹『ファミリー・ポートレイト』、湊かなえ『告白』。他にも沢山買いたい本があったけれど、資金がいくらあっても足りないので、図書館への予約で我慢しよう。桐野夏生『女神記』とか、ベルンハルト・シュリンク『帰郷者』とか、喉から手が出るほど欲しいのだが……。
　帰宅後、午後はカウチに横になって、桐野夏生『東京島』(仕事場に新しく登場した読者仲間より拝借中)を読了。恐ろしく人を喰った作品であった。凄いね。