限界

　例年は29日まで仕事をしているのだが、カレンダーのめぐりがよく、2007年の勤めは今日にて終了。昼にはジャスコの惣菜コーナーに予め予約しておいた寿司、オードブルを取り寄せて、皆で納会。と言っても車通勤だから酒は呑めない。「オ茶ケ」とバカを言うのは「椿三十郎」の三船敏郎だったな。「もうすぐ四十郎だが」という冗談も。織田裕二のリメイク版でもこのセリフ、採用されるのだろうか？

　それにしても体が限界を感じている。今週いっぱい頑張れば終わりということで、相当無理をしたのか、それとも風邪気味で具合が悪いからなのか、ともかく普通なら寝込んでいる状態を気合で無理矢理起こして仕事に向かわせていたという自覚があり、帰宅後の自分はビールと風呂の過程をクリアさせると、もはや限界であった。

　こんなに強い眠気を感じることはあまりない。ときどきふらふらっと立ちくらみがしてぶっ倒れそうになる。と言って寝込むというところにまでは至らない。何とか持たせてきた体をこの休暇で宥めてやらねばいけないと思う。

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キネマ旬報 2007年 12/15号 [雑誌]