イブの幸福について
ホワイト・クリスマスだけれど、昨夜の最後のワインが効いてしまい、なかなか寝床から起き出せない。何とか這い出して、CSIマイアミ5を見て、眼を覚ます。
借りていた雫井脩介『ビター・ブラッド』、デイヴィッド・ピース『TOKYO YEAR ZERO』をこの連休で読了。
図書館に返却に行ったが、月曜日なので全体が夕暮れの雪景色の中でひっそりと眠っているように見えた。休日返却ボックスに滑り込ませる。
続いてコーチャン・フォーへ。こちらでは船戸与一『群狼の舞 満州国演義3』を仕入れる。ディック・フランシス『祝宴』も出ているのだが、既に買ったっけか? と記憶に自信がなく、購入を見合わせる。家に帰ったら未購入であった。全く最近は自分さえ信用できない。
本や映画の感想を書き、ネットにアップする。夜にはふたたびワインを開け、クリスマス・イブならではの我が家のご馳走を愉しむ。ケーキも一口。一応細々ながら、こうしたイベントが毎年のように続いてゆく限り、どうであれそのことを幸福と呼ぶべきだろう。