シュンの日記なページ

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道東路

 初冬の道東路は変化に富んでいる。

 夕張ICで高速は途切れる。樹海ロードを辿り、日勝峠へのメインロードを分け、占冠に向かう山道に入ると、いきなり凍結したワインディングロードとなり、危険に満ちてくる。

 道の駅<自然体感しむかっぷ>にて、ランチ。その後、トマムへ向けて走る。川に沿った道路は、やがて鉄道と合する。凍結路ではあるけれども、天気がよく快適な走行である。

 トマムスキー場のダブル・ツイン・タワーは、拓銀破綻の爪痕を残された因果な建物である。占冠町が再建を試みるがスムースな経営は難しそうだ。矢作俊彦の『新ニッポン百景』にもしっかり登場したくらいだから。

 最近になって道東道トマムまで延長した。新しく延ばされた高速道路は立体的な牧場の間を縫ってゆく。この季節、たっぷりと雪を含んだ風景が目に沁みる。


 本別ICで道東道を下りると雪のまったくない峠道となる。最後に長い坂を下ると白糠に出る。太平洋岸には、貧相な牧場があり、食用馬が飼育されている。砂丘では馬たちだけが草を食んでいる。人間が一人もいないため、とても物寂しい風景であった。


 白糠漁港に夕陽が沈んでゆく。15:46。日本の東端に限りなく近いため、日の入りがとても早い。