シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

春はどこだ?

 朝、とてもとても家中が冷え切っていておかしいと思ったら、昨夜どこかの時点でストーブのスイッチがオフになっていたようだった。息子はストーブの前で寒いを連発している。昨夜、自分が寝る前に間違って、いつものように温度設定を下げるつもりでふとぼんやりか何かしてスイッチを切ってしまったのかもしれない。その後、しばらく起きて本を読んでいたが、寒いとは思わなかった。むしろ暑い、くらいだった。
 でも札幌の今の時期でストーブを一旦消すと元の室温に戻すまで相当の時間がかかるのだ。本当にこたえる。

 夜、仕事を早めに終えて打ちっぱなしにゆく。日高の出張で体は疲れているのだが、それ以上にクラブを思い切り振って発散したかったのだ。一時間の練習の間に雪がまた降り出して、吹雪の夜空に向けて白球を打ち込む形になった。練習を終えて外に出ると、駐車場の車に雪が積もっていた。

 雪が解ける量よりも積もる量の方が多い。二階の子供部屋の窓は屋根に積もった雪のバロメータだ。最初は窓の三分の一だったのが、最近では窓の上のほう残り二割ほどから空が少しだけ見えるだけで、あとは雪の層が窓ガラスを覆っている状態だ。そこには木か花の気の早い種子が紛れ込んでいていつまでも氷に閉じ込められた何かの精みたいにじっと身をすくめている。もう何週間も。