シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

レッズ対川崎フロンターレ

 ジュニーニョのスピードが恨めしいくらいにエメのできが良くなかった。ことによると前節以下である。頼りであった永井が見当たらないのは、捻挫のためだという。やれやれ。アルパイの代わりに出てきた坪井くらいしか明るい材料はないのだが、坪井に限らず、酒井、や後半投入された岡野・横山ら、サブの選手たちの活躍はこんな試合ではものすごく有難い。特に岡野、素晴らしいアウトのシュートには驚いた。
 試合は三点を謙譲したことによるビハインドの試合だったが、どれも中盤でパスを奪われると速攻でやられたことに起因する。ファールでしか止められない相手FW陣はそこそこ脅威であり、フロンターレの魅力だとさえ感じてしまった。
 レッズは全員攻撃は上手くいっているが、やはりエメの独演になると決まる気がしない。FWが頼りにならないレッズは、やはり弱々しく見えてならないのだ。ラストは気力と誇りでチームが全力を尽くしたと思う。横山のワンツーを使った岡野のゴール。サブ選手がただものではないということを見せつけたいいシーンだ。
 三都州の一番見せ場になる角度での最後の最後の活躍が、チームになけなしの勝ち点1をどうにかこうにか呼び込んだ。ぎりぎりの引き分けは、点数としてはあまり喜ばしいものではないが、試合の流れとしてはいいものをまずは呼び込んだと考えていい。永いシーズンのスタート、何かこうしたきっかけが必要なのが、今の故障だらけのレッズの状態だったのだと思うから。