2004-07-30 路地裏 Y駅で降りて、妻の実家へ向かう長い路地裏の道は、近道である。ここは高校時代に通った道。親しい友達がいて、年中この道を16歳のぼくは歩いた。酔った48歳の男が別人のようにこの道を辿る。時間とははかなく、酒の酔いは何ともやわらかい。熱気の中に時々涼風が吹いて過ぎた。