かでる2・7
かでる2・7にて一日中会議。北海道は歴史が浅いせいか、2・7というような所番地の数字を名前に適用するケースが実は多い。南2条西7丁目にあるから2・7であって、同じようなビル名は多いと思う。
では「かでる」とは何かというと、子供たちが遊んでいるところに自分も参加したいときに「かでて〜!」とお願いして入り込むのだそうだ。「仲間に入れて〜」というような意味であるらしい。つまり「加えて」の北海道訛りみたいなものだろうか。
直近の東側に道庁、南側に道警。借り上げた会議室は最上階の10階で、窓ガラスは西側に広がっており、真下に植物園の緑、正面に大倉山シャンツェが見え、藻岩山から手稲山までの山塊と、石狩湾の地平を見下ろす。
あいにくの曇り空だけど、本州の面々はそれなりに札幌の素晴らしさを体感していただけた様子。
夜に再び、すすきのに誘われたが、妻が出かけているので、一人息子の下に速く駆けつけるために、今日は遠慮。
家に帰り、息子に、そのことを言うと、サッカーを見たくて速く帰ってきたんでしょ、と言われる。
さしてジーコのジャパンなど見たくないのだ。見たけど、つまらないサッカーがまた目の前に展開するだけだ。こんなサッカーを見るために速く帰ってきたのではないよ、と息子に堂々と釈明できるくらいだった。