誉田哲也コーナー
案の定だらしのない眠り方で、昼まで惰眠を貪る。
前回カレーを作った時は午前中から仕込んだのに、今回は日が暮れてから、本を仕入れに出かけ、その後に材料を買出し、20時頃にカレーを作り出す。一応休肝日にしようという強靭な意志は曲がっていない、と自分に告げつつ。
21時半にあまり煮込んではいないかもしれないが、この上なく美味しいカレーを食べる。北海道男爵とウインナは別に温めて、カレーライスの上に乗せる。なんて香ばしいのだろう。
誉田哲也『ハング』読了。
警察小説としてはこの作家のベストかもしれない。それくらい気に入った。この作家は武士道シリーズも美味いけれど、凄みのある小説もさらっと書いちゃうのである。そう言えば、今日行った書店<書楽>でも、誉田哲也コーナー(本店イチオシ)というのが作られていて、しかもヒラ積みではなく、書棚を贅沢に使ってである、これもあれも結局武士道映画化、というのが大きいのかなあ。ファンとしては大変嬉しい限り。