風の街へ
四時起きで、蒲田の町に飛び出す。予想外の人人人……。何だ、何だ。東京とはこんなにすごいところなのか。どう見ても、昨日から帰らず今呑み終えたという人ばかりのようである。カラオケから出てくる若い男女なんていうのもいる。ホテルに連れ込み損ねたのかなあ、などと余計なことを考えつつ、とにかく羽田へ。
キャンセル待ちの順番は、気合が入っていたせいか2番。これなら大丈夫だろう、昨夜は何せ56番だったからなあ、と反省しつつ始発便を待つと、6:40の出発便に無事乗り込むことができたのだった。三連休のせいか、こんな早朝便でも今日は満席なのだ。
札幌に着くと、信じられない寒さである。北海道を甘く見たか。
バス停から我が家への最後の距離を着込んで歩くがそれでも寒い。冷たく強い風が舞い狂う札幌。札幌はそう言えば風の街だったのだよなあ。
家には誰もいない。
クリニックに行くと、代行の美人先生ではなく、老先生がカムバックしていた。複雑な気持ちである。
寝不足なのでもちろん血圧は高め。採血をしていると、息子の友人のお母さんが「今日は学校祭ですねえ」という。ああ、それで息子もいないのか、と納得。しかしこんなに寒い日に可愛そうに。
午後は昼寝。
夕方、バスに乗って狸小路に繰り出す。
北海道レッズサポと一緒にJEASEY BARで大分戦を観戦するのだ。ぐえっ。負けかよ!
恒例の焼き鶏キィーにゆき、手羽先を食い散らかす。負けると何だか乗りが悪いなあ。がっくし。