生活のゆとり
東京から一ヶ月旭川に滞在している若い同僚が、北海道で仕事以外に自分の時間が持てるのが嬉しいと頻りに訴える。彼は、もともと道南の出身なので、会社を辞めて地元で起業したいと考えている。
確かに自分の場合も、通勤時間が30分だから、遅くまで残業して家に帰って遅めの夕食ということがざらだし、定時近くに帰れば家族と夕食を一緒に取ることが簡単にできる。生活のゆとりというのはこんな簡単なところから生まれるのかもしれない。
昨夜は、誉田哲也『春を嫌いになった理由(わけ)』を面白さで最後まで読まされてしまい、眠りに就いたのが午前3時を回った。辛い一日を室蘭の出張に費やしたのだが、夜中の有効利用を含めると、相当のゆとりを持った生活だと言うべきなのだろうか。それにしても、眠いが……。