シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

異国模様

 電車の中の人種が明らかにいつもと違う。おばちゃんが多い。きっとどこかの墓参りに出かけたりするんだろうなあ。この通勤時間帯だというのに、スポーツバッグをかついだ中学生などもけっこう乗っている。何よりも小さい子が沢山ママに手を引かれて乗っている。連続的なばふばふした音になんだろうと目をこらしてみると、リュックサックみたいな形をした専用の運用バックのなかで暑そうに息をする犬の姿さえある。明らかにここは通勤電車の景色ではない。
 隣に座ったおばちゃん二人のとめどもない会話が続く。立ったまま延々一昔前の車の話をし続ける馬鹿サラリーマンの会話がうるさい。俺乗っていたのトレノなんだよお、真っ赤なの〜。何なんだ、平日の通勤電車か、ここは。
 隣に座ったおばちゃん二人のとめどもない会話はまだ続く。今年は混んでいるわねー。そうよねー、去年は座れたもんねー。これじゃ座れないわねー。って、おめえら座ってるじゃん。よくわからない会話だ。
 本を読み進むにはとても逆境だ。異国文化にさらされているような気がするので、新橋に到着して仕事に向う男と女の群れを見ると、おっ、日本だ、って少し安心する。しかし、それも何だか、ねえ。