切れてるヒットマン
朝寝と決めていたのに、何故か目覚めてしまった。眠いのに起き出してしまう。若くない現象その一である。
ビニール袋に生味噌が入ったタイプのインスタント味噌汁をお椀に搾り出す一方、冷凍しておいた刻み油揚げと生ワカメを鍋に投入する。沸騰したところで、先ほどのお椀に投入すると具沢山の味噌汁が出来上がるわけ。何しろインスタント味噌汁の問題点は具が少ない点なのだ。今朝は、豆腐の買い置きがないのが残念。
冷凍しておいた納豆を30秒レンジでチンして、ほかに目玉焼きを焼いて、朝ごはんセットの出来上がりである。予約しておいた電気炊飯器がアマリリスの曲と同時に炊き上がりを知らせて間もない。
今日はテレビ録画しておいたものをいろいろ観るという時間に費やす。山田太一脚本の『早春スケッチブック』というのを観るが、全然観たことがないし、記憶にももちろんない。樋口可南子、若かりし頃の全盛期。岩下志麻も若い。鶴見辰吾なんて高校生役である。
続いてかねてより観たかった『GONIN』をついに観る。おお、予想に違わず素晴らしい。鶴見晋吾なんて最早ヤクザ役がはまっている。それにしてもビートたけしの殺し屋役は凄い。『レオン』のジャン・レノみたいだけれど、たけしのヒットマンは、もっとずっと切れて、壊れているところが凄い。こいつはDVDに再録しておこう、と思った。
夕方、歩いて近所のスーパーへ。昨日までのぐずついた天気が嘘のように、夏の気配だ。
夜、焼肉をやる。牛肉の他に塩ホルモンのパックを買ってみたが、北海道の塩ホルモンのような上品さはかけらもない、本州のいわゆるホルモンであり、んー、これはこれで美味いんだが期待はずれであった。本州の焼肉のタレは甘すぎて好きじゃないから、我が家では定番の大根おろし+ポン酢+一味唐辛子をタレとする。
もやし、キャベツ、玉ねぎ、ししとう、えのき、しめじなどを大量にホットプレートに投入すると、焼肉というより、野菜焼きってイメージだが、健康にはいいのだ。うん。