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石狩湾新港へ

crimewave2008-06-04

 石狩湾新港の規模がよくわからないでいる。今日は、とある産廃業者を探して走り回ったが、新港の規模の巨大さにちょっと驚愕した。
 南からずっと北に向かって走ると、新港西、新港南、新港中央、新港東と続いてゆく。
今日、はっきりしたのだが、子供が小学校低学年の頃近所の家族と一緒に海水浴を楽しんだのは、新港西、つまり最も小樽寄りだった。
 子供がもっと小さな頃、赤ちゃん本舗に子供用品を買いに出かけたのは、新港南地区だった。
 釣り客が大勢いる埠頭は、新港中央にあり、番屋温泉のある石狩海水浴場からビーチ沿いに入ってゆく裏道は、新港東に続くのだった。こうしてみるとどこも足を運んだことがあるのに、すべてを一挙に走り、地形を意識してみると、その土地は広大だった。
 サーモンファクトリーまで行き着いてしまった。もう少しゆけば石狩川河口にかかる大橋で、それを渡れば日曜日に月例会を開催したゴルフ場までもう少しだ。
 夏には毎年ライジングサン・ロックフェスティバルが開催されいくつも設けられるステージでは24時間、夜中と言わず朝と言わずひっきりなしに大物から若手アーティストの演奏が繰り広げられる場所でもある。今年も椎名林檎山下洋輔忌野清志郎・EGO-WRAPPIN'・矢野顕子ゴンチチスカパラミスチルなどどんどん凄いメンバーがラインナップされている。
 そんな場所だ。小樽市、札幌市、石狩市と三市に渡る港でもある。とにかく広いのだ。
 さて、目当ての産廃業者は鉄壁に囲まれ、処理の難しいゴミを専門的に処理していた。ベルトコンベアーの上に電気部品の屑のようなものが乗せられ下降して行くのを、髪を後ろで結わえてつなぎ服に身を包んだ女性が管理している。ほこりっぽい駐車場にもいろいろながらくたが散乱しており、そこに車を乗り入れるが、働いている人たちは誰も頓着しない。
 ほこりっぽい処理場は、原始の森と海風に包まれて、夏にも似た熱い陽射しを浴びていた。
 やはり石狩湾新港は、それ自体、ものすごく幻想的でエキゾチックだ。
 テキサスのようだ、と感じた。その広漠さと寂しさと、そこで黙々と働く荒っぽい労働者たちの日焼けした素顔に。もちろんテキサスは映画や小説でしか知らない場所なのだけれど。