シュンの日記なページ

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春は不穏に

 そう言えば、昨夜は丘珠通りの両路肩の雪が解けて、片側二車線道路のほとんどが二車線とも使えるようになっており、道路も乾いて走りやすかった。そこから二度ほど曲がって、長い距離を走り、最後に家への三度目の曲がり角を左折すると、これまで雪が溜まってうねるようになっていた道路が、両側を切り揃えるようにしてすっかり排雪作業を済ませ、まるで床屋に行ってきたばかりの銀行員みたいに、縦横がきっちりと直線化して見えた。
 曲がりこんでから、道を間違えたのではないかと疑ったくらいに、風景はものすごく変わる。雪のマジックを人のマジックが上塗りして、幻惑の中に閉じ込めようとする。
 今日の北海道新聞の三面記事に、道内春近づく、という一面ほとんどを使った特集記事のようなものが載っていた。北海道日本ハムファイターズのオープン戦が始まることや、他の雪解けの行事その他。
 世界はまだまだ雪でいっぱいで、朝夕にはマイナス気温がひんやりと頬を突き刺してくるけれど、それでも密かに春は近づいてきている。
 そう言えば今週末、Jリーグが開幕。わがレッズ、三都州は怪我をしてしまったし、鈴木啓太も体調を壊したかと思えば、オジェック監督が車で人身接触事故を起こして書類送検されたとか。なぜ、いつもレッズの開幕は一筋縄では行かないのだろう。
 家本主審がまた何かやらかしたらしく数節の笛吹き禁止令が出たらしい。家本審判も懲りないが、彼を数節でまた使おうというJリーグ側も懲りないみたいだ。
 今年はイエローの累積数字などが最後には順位に影響を与えるらしい。フェアプレイの精神を重んじるということらしい。でも家本のような主審がイエローを乱発しているのを見ていると、そうした審判に当たるチームがひどい不運を背負い込むことになるような気がしてならない。オジェックにぶつけられて、田んぼに転がってしまった交通事故の被害者みたいなもので、理不尽極まりないことだろう。
 こうして矛盾と懐疑に満ちた不穏な気配の中で、春は……来る。