ダウンして読書
埼玉での無理が祟ったのか、移動による気温差が響いたのか、とにかく昼食を終えた頃に体調が急変。頭痛、肩の張り、37.3度の微熱。会社を早退し、病院でブドウ糖を打ってもらい、家へ帰りパジャマになって布団にもぐりこんだ。
眠いのだが、我慢して図書館の貸し出し期限が迫っている誉田哲也『武士道シックスティーン』を読み終えた。青春小説というものが、今さらながらなぜ面白いのだかわからないけれど、巧い作家による「初の、人が一人も死なない」作品なのだそうで、最後は少しうるうる来た。熱のせいかな。
そう言えば昨夜は、ローレンス・ブロック『快盗タナーは眠らない』を読了。スラップスティックというには少し違うのかもしれないが、パロディ小説といおうか、ブロックとしては意外な作品だ。こんなものも書いていたのであるな。「怪」盗ではなく「快」盗であるところが味噌???