雪国に舞い戻ってきた
月曜日の朝、友達の家を友達と一緒に出る。友達は自転車なので、ぼくをバス停に案内してくれる。バスを待ち、JRの駅に出て、羽田空港へ向かい、飛行機で札幌に舞い戻る。道央道のSAで昼飯を急いで掻き込み、午後までに何とか札幌の職場に間に合う。
浦和の朝も寒かったが、札幌は雪が降った後の晴天で、日陰は凍りついている。零下の日々は始まっていたのだ。
夏タイヤのパジェロを騙し騙し転がして、何とか家に辿り着く。夕食の前に、タイヤ交換に出かける。20時近くのガソリン・スタンド。遅れてタイヤ交換する客はぼく独りである。交換した冬タイヤで、雪の積もって凍った道路に乗り出す。ほっとする。
家の前にも雪が積もっており、ああ、ついに冬が到来か、と思わず呟く。