シュンの日記なページ

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通勤のバックグラウンド・ミュージック

 CDを大判書籍タイプのホルダーにごっそり収納して車に積んでいて通勤時にそれを聴いているのだが、どうしても聴きたい曲が見つからない。と思ったらリビングに置いてあるDVDボックスに紛れ込んでいた。聴きたかったのはカルメン・マキのアルバムなので全部を取り出して車に乗り込む。するとすべてケースの中は空っぽだった。
 帰宅後、探しに探したが家の中のどこにも見当たらない。ふと思い当たって車の後部座席を調べるとシートの下にCDチェンジャーのカセット形式のケースがごろりと転がっていて、そのなかに10枚ほどのCDが放り込んであるのだった。カルメン・マキ、エゴ・ラッピン、ラブ・サイケデリコ、シルバ、ティナなどお気に入りのジャパン女性ボーカリスト陣がまとまっていた。チェンジャーはニ年程前に壊れてしまったから、おそらくその頃から聴いていなかったのだと気づく。その頃からジャパン女性ボーカル陣を全然聴いていなくって、ここのところはカーズだとか、トム・ぺティ&ハートブレイカーズブルース・スプリングスティーン、ロス・ロボトミーズ、日本版ではクリエイションなどを聴いてばかりいたという話。
 というわけで今日からはカルメン・マキ&オズや最近のソロ・アルバムを聴くことができる。
 しかしこれらが見つかる前に、ピンク・フロイドのライブが出てきたので『狂気』を久々に聴く。確か『狂気』は全米全英のアルバム連続一位記録を一年以上更新したという前人未到の超アルバムであり(その後これを追い抜いたアルバムがあるかどうかは知らないが考えにくい)、それだけのことがあるなといまさらながらそのアレンジの完全性を耳にしてどきどきとしてくるのだった。ライブ・ヴァージョンでは「虚空のスキャット」と「マネー」が聴きごたえたっぷり。一度代々木オリンピック・プールでライブを見ているし、このアルバムはLDでも見ているからその視覚的記憶とあいまって車の通勤車内と言えども素晴らしい感動を得ることができる。
 携帯電話の法規制と同時に音楽を聴く事によって生じる運転リスクも新聞で報じられていたけれど、アルバム『狂気』は殊のほかリスキーなんだろうな。