シュンの日記なページ

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フォトン・ベルト

 仕事場の女の子がフォトン・ベルトを知っていますか? と尋ねるので知らないからそれが何であるのか教えてくれというと、2012年に地球を包み込む巨大な光のリングであるらしく、そのとき人類は滅亡するらしいという。
 2012年とはあまりにすぐそこの話であって、思わず考えたことは、息子は成人できないのか、自分は定年を迎えないのか、自分の仕事である介護保険関連の仕事はピークといわれる団塊の世代の高年齢化を迎えるはずの2015年まで続いてくれないのか、などであったが、なんだか話が馬鹿馬鹿しすぎて考えるのもそこまでにしておいた。
 で、帰宅後インターネットで検索するとけっこうヒットするので驚く。ただそこでは滅亡ということではなく、人類の進化がやってくるというようなことが書かれているのだ。
 人類が五次元生命体になるとか、時間の流れが止まり寿命が1000年ほどになるとか、磁場が変わる、重力が変わるとか、予兆として火山活動、地震、台風などの天災が増える、インフルエンザや疫病が増える等々。あまりにも凄いからとりあえず肉体は滅びるかなにかして、精神だけが自由な時間の中を五次元的に生き続けるのかななどと、三次元生命体であるぼくは、わけのわからないことを想像する。つまり滅亡するのだけれど、それを遠まわしに秘密政府か何かが隠蔽して人心の混乱を避けようとしている、という風に受け取れないこともない。
 ちなみに息子にフォトン・ベルトの話をすると、彼はどうやら寿命が伸びる点にだけ注目したらしく、じゃあ、お父さんとお母さんとずっと一緒にいられるね、などと実にほほえましい感想を述べるのであった。