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祝! 札幌第一高校初出場勝利!

 午前様だったのでお昼まで朝寝を満喫。でも寝不足が解消した感じがしない。
 午後一番で高校サッカーをTV観戦。柏の葉スタジアムというJリーグ仕様で行われた札幌第一高校多々良学園の試合は、初出場の札幌が山口の強豪を破る波瀾のスタートとなった。四十分ハーフと言う高校生ルールのサッカーは、その短くなった10分の分だけ密度が濃いように感じる。それにサッカーほどプロと高校生の個人差が見えないスポーツは珍しい。昔から高校サッカーは楽しく面白く、それは高校野球のレベルを軽く越えており、まるでプロの競技であるかのようにぼくの目を楽しませてくれていた。
 Jリーグがスタートしてから、サッカーの底上げは確実に進行している。今の高校サッカーには、誰がプロになり、誰が海外にまで進出するのかと、そうした先読みの楽しみさえ生まれた。
 ぼくは埼玉県育ちだったから、昔は浦和南、武南、大宮東と強豪が揃っており、やはり見ごたえがあり、応援の甲斐があった。その頃に比べ、札幌に住んでいる限り、TVで高校サッカーを放映してくれるという機会はとても稀少になったような気がするけれど、準決勝くらいからは必ずこれはという選手が出て来る。中村俊輔や本山などは、当時から目についてならなかった選手であることを覚えている。札幌第一にそうした凄い選手がいるわけではなさそうだけれど、チーム力で個人技に勝てるという見本のような試合が今日のゲーム。多々良学園の林という長身FWが凄かったのは素直に認めている。でもそれだけでは勝てないのがサッカーだ。札幌第一高校は守ってカウンターというタイプのチームなので、レッズサポとしては何となく親和感を持ててしまったわけである。北海道代表では室蘭大谷高校がかつての輝きを失い、これからはどの高校チームが出て来るかわからなくなってきている。相当の激戦区なだけに、他のスポーツでも力の入る札幌第一あたりには今後への布石として経験を積んでもらいたい。
 よい選手はコンサドーレ札幌あたりでさらに成長し、あまりにその成長が著しいとなれば、山瀬のようにきっちり浦和レッズに移籍していただきたい。