日本代表の話題ではない
ドイツ-オーストラリア戦を、今頃になってチェック。
ドイツ代表FWクローゼも、札幌ドームで(生でまさしく見ていた)ワールドカップ、デビューのハットトリックを決めてからもう3大会目になるのか。あのときのサウジアラビア相手の8-0はトラウマになるほど、ドイツの強さを記憶に刻み付けたっけ。
あのベッケンバウアー監督、リトバリスキーやギド・ブッフバルトという1990年のレジェンドを思えば、レッズ・サポとしては忘れ難いチームであるのだが。そう予選ではウーベ・バインもかなりの貢献をしてみせたのだった。
1994年の後半からレッズに入ってきたギド、ウーベというレッズ史に残る二大選手は(ジェフのリッティや、ジュビロにやってきた90年W杯の得点王トト・スキラッチも含めて)、いわばワールドカップの、しかも優勝の風をJリーグに持ち込み、そのプレイの質においても我々日本サッカーの若輩ファンたちを唸らせたのだった。そんなサッカーの歴史に立ち会えたのがとにかく嬉しいぞ。
それにしても日本を前大会でこてんぱんにのしたオーストラリアがドイツにこてんぱんにのされるのを見ていると、埼スタでW杯予想を聞かれ、何となくドイツあたりは4強以上に残っている可能性がある、というぼくの予測もあながち的外れではないのではないか? 優勝候補は、そのときも今もスペイン、と言いたいのだが。ユーロ2008のスペインの頂点に至るモダン・サッカーを見た人なら、誰でも文句なしにそう思っていただけると思うのだが。