シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

カウガール・イン・ザ・サンド

 高校生の時にニール・ヤングのアコギ叩き付け奏法というのを某友達がやるのを見てとても格好いいと思った。その友達がステージでやったのがこの曲。もちろん当時の超ヒット・ライヴ・アルバム(もはや伝説である)『4ウェイ・ストリート』からのものだが、この曲のオリジナルがエレクトリックなハードロックだと後で知ってびっくりたまげたものだった。こちらはこちらで味わい深いものがあるけれど、それが収録されているニール・ヤング・ウィズ・クレイジーホースというニールのセカンド・アルバムなのだが、クレイジー・ホースはウィズのつくバンドではなく、ニール・ヤングそのものですらある。このアルバムのサイド・ギタリストのダニー・ウィッテンがドラッグで亡くなって、出世作であるアルバム『ハーベスト』、サントラ『過去への旅路』、ライブ・アルバム『時は過ぎ去りて』によりジャック・ニッチェ率いるストレイ・ゲイターズはニールの名を広め、さらにスチール・ギタリストのベン・キースをそのままゲイターズから引き継いだ形で、ザ・バンドのレボン・ヘルム、リック・ダンコを加えた変則セッションでの『渚にて』を発表。その直後に、クレイジー・ホースは復活する。ギタリストにはニールよりもリード・ギターが上手いニルス・ロフグレンを加え、ダニーの追悼アルバムともいえる『今宵その夜』は、ニールの第二ステージの開幕を告げ、さらに『ズマ』を経てハードロックの方はこのガレージ・ロックの方向性をめざし、『ラスト・ネヴァー・スリープス』『ライヴ・ラスト』へと結晶してゆくのだ。そのころにはサイド・ギタリストとしてはフランク・サンペドロが定着する。
 脱線してクレイジー・ホースの成り立ちになってしまったが、ぼくらのバンド、クレイジー・ミュールはユキヒロ君が、敬愛するバンドにちなんで名付けたものだ。ハードロック・バンドじゃないし、おとなしいし、って感じだからかな。その辺は、よくわからない。

Vocal, Acostic Guitar,Harp,Programming(Bass,Piano,Drums) by Shun

 さて閑話休題。ハードロックバージョンから驚きの変貌を遂げたソロ・バージョンの『カウガール・イン・ザ・サンド』をハワイのクアロア・ランチ(牧場)での写真アルバムを背景にスライドショーにしてみました。ぼくの場合、ソロ・アコ・バージョンをさらにいじくってアコ・バンド・バージョンにしました。ドラムスとベースは打ち込みです。