i-tune LP体験
SuperflyのWildflower & Cover Songs: Complete Best 'TRACK 3'という長いタイトルのアルバムを買った。買ったといっても、i-tune LPという電子データをダウンロードするだけなのだけれど、値段は\2,600と別に普通でって安くはない。でも、ビデオがおまけについていて、それもプロモーションビデオというものでもなく、アーチストインタビューで構成されたライナーノーツになっている。特に古いロックのカバー・ソングをなぜチョイスしてきたのか、それらの曲を越智志帆という女性がなぜ自分で歌うまでに身近なものにしてきたのかを、短いインタビューながら全曲について語ってくれるあたりが、かつてのLPにはないところなのだ。
"Water is wide"を正式にi-tuneで買いたいなと思って検索していたら、こういう宝物に巡り合った。ちなみにSuperflyはニール・ヤングの"Heart of gold"もカバーしているけれど、ニール・ヤングは二十歳頃に家で地味に歌っていたそうだ。ハープも吹いていたりして……と恥ずかしそうに語る志帆は、ニール・ヤングはこの先もずっと聞いてゆくんだろうなと語り終える。うん、うん。