シュンの日記なページ

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元気の出る音楽を

 気づいたら朝になっていた。パジャマは着ているし、風呂に入った記憶はある。しかし昨夜の呑み量は半端じゃなかった。
 思い出した。1000円しか金がないのに、昨日は定期を忘れてしまったのだった。往復900円かかるのだ。せっかくの手弁当の日々もあっという間に潰える。いろいろな自分の口座をチェックしたら、なんだよ1万円出てきたので、こりゃあいいや、てんで昨夜の居酒屋立ち寄りとなったのである。駄目だなあ。
 会社の景気が悪い話は昨夜のカウンターでも出ていたけれど、本当に、ずっとずっと会社は業績低迷していて持ち株は投資に対してマイナス値だし、会社は給料のいい年齢から徐々に退職を迫っていて、その波が近々押し寄せてくる予想さえされて、ちと真剣に不安である。
 高校生の就職率でさえ75%だっていうこんな時代に50を過ぎた無資格オヤジがまだ高校生の子供を抱えているのにどうやって食いつないでゆけるのかと考えると相当に心配である。不景気は人身を乱れさせるというけれど、会社の業績低迷はそれが実に顕著だ。人を蹴飛ばしてでも保身に走りたい人間、自分だけは保障されている重役、一向に給料の上がらない若手たちの不満、疑心暗鬼、掌を返したように変わってしまう多くの人と人との距離。いやだね、生活が脅かされる経済状況、というのは。
 札幌から単身赴任でやってきて、何かの業績の責任を取らされて放り出されるか、減俸の脅威に曝されることになるのかもしれない。誰よりも遅くまで頑張って異常な仕事量をこなしていたって、やっぱり会社として成果が出なければどうにもならない。
 普段仕事のことを書かないぼくではあるが、さすがに今日はいろいろ考えされてしまった。
 夜風は今日も暖かく、もうすっかり春めいてきたというのに、何となく寒々しい話題しかできないのが、ちと寂しい。
 Superflyが出ているカウントダウン・ライブのWOWOW録画、ブルーレイに収めてニコニコしている夜。WOWOWの番組でも、一回だけはダビングできるのだな。元気の出る音楽を聴きながら、キムチホルモン炒めとポテトサラダで腹がいっぱいになった。朝の宿酔いを忘れ、昼の会社での暗さを忘れ、夜にはビールが実に美味しい。こういうところがB型って言われるんである、よく。