シュンの日記なページ

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このやろー、の朝

 朝から目覚ましテレビでSupeflyの声が聴こえてくる。内容や画面とはまったく関係ない。だけど、志保ちゃんの声にはぼくはたちまち感情をゆすぶられるから、曲も背景も知らなくたってすぐに彼女の声だとわかる。

 ROCK'N'ROLL SHOW 2008 [DVD]

 帰ってから調べると、DVDが出たばかりみたいだ。だけど、アンコールツアーのNHKホールだから、こないだスカパーで見たやつなのかな。小樽のライブの夜が忘れられない。くそお。
 ちなみに朝、新橋の駅に到着し、アコム攻勢でティッシュをつい受け取ってしまって、デコイチの横の横断歩道を渡っていると、珍しく朝からメールが入った。妻からの連絡で、母親が施設から病院に入院したとのこと。とりあえず、タリーズのトールカップを片手に会社に入り、デスクに落ち着いてから、携帯で、施設や病院に連絡を取った。低血糖で高血圧で意識白濁し昨夜入院になったらしい。家族にすぐ来いというのは、母の容態はその後回復して意識も清明らしいのだけれど、入院の手続きやら、告訴防御の為の家族のあれこれの承諾が欲しいためだけらしいとわかって、日本医療のアメリカナイズされた、というか、アメリカの例を楯にとってあくまで自分たちの身ばかり守ろうとする貪欲さに呆れ、がっかりしてしまった。
 何しろ、すぐにきてほしいので連絡をくれと、札幌に電話してきたわけだ。でも母は元気になり、病棟に繋がった電話の向うの看護師だか準看だかは、不遜な態度で腹が立つほどに、あんたなんで電話してきたのよ、邪魔、みたいな応答をするのだ。このやろー。
 ケアマネは、母を自分のケアプランから医療保険の側に追い出せたせいか、明るい声で入院しましたって叫ぶし、このやろー。日本の医療や介護が腐っているとは言わない。いいドクター、ナース、ケアマネを、いやって言うほど見てきていて、ぼくは彼ら彼女らに心打たれている。だからこそ真摯じゃない態度も、世間知らずののほほんとした職務態度もみんなすっかりわかってしまうのだ。電話での喋り方一つで。そのくらい考えろ。このやろー。