シュンの日記なページ

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30年ぶりの山仲間たちと

 箱根には中央道-環八-用賀から東名-小田原厚木道路-箱根新道と有料道路ばかりを乗り継げば二時間強くらいだったか。環八で夜食のマック(本命はコーヒー)、車の夜食であるガソリンを継ぎこみ、雨の箱根へ。春に来たばかりのポイントがなかなか見つからず、携帯からナビタイムの世話になるが、何だ、新道をとにかく終点まで進めばよかったのだ。
 二時過ぎに後部座席をフルフラットにし、眠る。寒いのでホットミルクコーヒーを買い込んだのだが、甘くて飲めない。
 7時、おもむろに起き出し、着替えて、ゴルフ場へ。
 午前は雷雨、午後は濃霧、ゴルフをやっているのだか、目隠しして西瓜割りをやっているのだかわからなくなった、というのが今日の言い訳。でもここにくると平均スコアを20も下回るというのは我ながら不可解。ニアピン賞こそ取ったけれど(惜しくも二個目のニアピンはぎりぎり他人に持っていかれた)。
 次回こそは!
 さて箱根を後にしたのが17時半頃。
 21時にはぼくは群馬県の最北部、水上温泉街を走っていた。昔よくきた鍋焼きうどん屋はやはりどこにもなかった。諦めて土合に向う。途中赤木SAのスタバで買ったホットコーヒーを口に運びながら道路のどん詰まりを目指す。
 土合の駅を過ぎ、湯檜曽川にかかる最初の橋を渡ったところで右折。昔、宿酔いで寝転んだ古い家の軒先はもうどこにもなく、皓々と白熱灯を点したペンションみたいな建物に変わっている。
 ダートに乗り込み少し行ったところで、30年ぶりの黎明祭現場に到着する。22時。皆の顔に酒が回っていたが、30年ぶりのメンバーの出現はさすがにエポックらしい。ぼくは親しかったT先輩とハグし、さらにJ先輩と硬い再会の握手を交わす。
 その後はよく覚えていない。鍋や焼き魚やを突きながら、ビールや焼酎を呑み、せせらぎの音、昔の山の先輩たちとの談の中でどんどんすべてがとろけ落ちていった。どうしようもない。自分がむき出しになってゆく。山の絶大なるカタルシス