シュンの日記なページ

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突然の災禍

 朝5時に起き出して太平洋クラブ札幌コースのある石狩丘陵へ。セイコーマートで美味しい巨大おにぎりを仕入れ、食いながら運転する。海風の中、けっこうな台数の車が北を目指しているのは不思議だ。途中左折して海に向かうのは釣り人だろう。
 太平洋クラブ、今日は親睦会。参加賞だけでも?トートバッグ、?キャップ、もしくはバイザー、?採れたて野菜セット、もしくは米5キロ(ほしのゆめ)、もしくはソフトドリンク缶詰セット。ぼくは野菜の箱を手にしてロッカールームへ。
 一緒に回るのはベストゴルフ北海道の仲間でもあるキャップさんだったので、安心。年上のIさんという初めましての方を加えてクラブ主催の親睦会スタート。
 一昨日のつきがたの後半に比べて、調子が良くないものの、自分としては並みの下くらいに抑えられたかなと思う。OBの多さが余計だ。うーむ。しかし、何よりラウンドが楽しい。途中、キタキツネにカートの中の食べ物を盗られたりしたけれど、これも北海道のゴルフにはつきものだ。
 ラウンド後、サービスでついている昼食を食べて、その後、アプローチやパターの練習をたっぷりとやる。キャップさんの真似である。しかしこうした練習機会はなかなかないので、ラウンド後の練習というのは、実はとても合理的だ。
 風呂に浸かり汗を流してロビーに出ると、今日の大会の結果が待っており、ぼくは一位違いで賞品を逃した。
 帰りがけ、望来(モウライ)の丘からの好きな景色をカメラに収めようと立ち寄った。駐車場にビューポイントと余計なことが書かれていた。自分の場所が、皆の場所に、されちゃった感じで、つまらない。

 

 一旦家に帰り、のんびり過ごしていたが、どうも昨夜狸小路のJerseyBarにi-Podを忘れてきたらしい。akiさんに電話を入れ、JerseyBarに何度も電話するも、18時の開店までは誰も出ないようだ。17:00を回ったところで、パジェロを出し、市内へ。
 そういえば旭山公園は改装が終わってオープンしているはずだと思い立ち、車で急坂を登ってゆく。頂上には多くの若者が憩っており、一望の札幌の町を上空から眺め、冷たい風に吹かれていた。藻岩山の山裾をロープウェイがゆっくり登っており、その斜面にはまだところどころ残雪が斑模様を作っている。
 あたりを散策して写真を撮って回った。

 
 
 
 
 
 

 さて、この後が、ぼくの天国から地獄への一転であった。
 急坂を下る前からその気配は察していたのだ。セカンドギアで半クラッチにするとクラッチペダルの戻りが悪い。そのまま狸小路の裏の無人駐車場にパジェロを入れかけ、バックギアに入れた途端、クラッチはそれ以上戻らなくなり、ギアも全く入らなくなったのである。
 途方にくれていても仕方ないので、まずはパジェロを半分くらい駐車スペースに押し込み、その時点でJerseyBarに連絡を入れ、i-Podを取りに走った。駐車場に戻り、今度はJAFに電話を入れ、救援を頼む。JAFのトラックがやって来るまで20分。家に電話を入れた時点で18:40。たまにお客さんがやってくるので、彼らの邪魔をしているパジェロの持ち主であるぼくは事情を説明し、誘導など手伝いながら、救援を待つのだった。
 やがて救援がやってきて、クラッチオイルが漏れていることを確認し、レッカー作業となる。パジェロを道路まで押し出し、牽引の準備をして、ぼくもトラックの助手席に。パジェロはそのまま太平の三菱ディーラーの客用駐車場に入れてしまったが、ここは7日の朝まで封鎖されており、誰も来ない。ロープをたるませて無理矢理レッカー車ごと中に侵入したのである。
 その後レッカー車の助手席に乗せてもらい、我が家に送ってもらった。親切なJAFのスタッフの方に深謝。
 さて、これにて、ぼくはパジェロをフェリーに乗せて帰るという予定を変更せざるを得なくなったのである。
 しかも勝手に置いてきたパジェロである。7日の朝には東京の職場から太平に電話を入れて事情を説明しなくてはならない。妻にはその後、ディーラーまでキーを届けさせねばならない。その後、ディーラーには車を我が家まで運んでもらわねばならない。そして次の来札機会までパジェロは家に置いておかねばならない。
 息子のパソコンを駆使し、家にどうやってぼくは帰ればいいのかを算段する。飛行機の便はどれも空席待ちで空きがない。JRのネット予約をしようとしたら、夜はサービス提供時間外だというので明日やり直すことにする。
 さて、どうしようか。