週明けに真夜中まで
月曜日の午後は会議。そのまま、夜のススキノへ繰り出す。人数がいる時はキリンビール園あたりで飲むと、面倒がなくてよい。3800円程度で生ラムジンギスカン食べ放題・飲み放題である。生ラムに野菜も焼き放題だから、好きなだけ食い散らかせる。ビールもどんどん飲んでいい。こんな極楽はないじゃないか。
その乗りで、スナックへ繰り出す。何と関東からの客人が、携帯でその場で予約を入れる。全国股にかけて夜の街を闊歩していたらしいのだ、以前の会社で。年齢がぼくと一緒。わかる。
誰もいないカウンターだけのスナックで、乗り乗りの若手のバカみたいなカラオケ選曲に付き合う。食べてきたついでに入れたジンギスカンという歌は、ドイツ語なのであるな。それはいいけれど、誰も知らないドイツ語の歌や、ぼくはフランス語専攻だった言うと、いきなりミシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」を入れたり、かと思うとエルトン・ジョンの「ダニエル」を入れたりする。普段雑学博士だとは思っていたが、この歳でここまでオヤジに付き合えるとは、どういう奴だ。
店を出ると、夜中の2時過ぎだ。たこ焼きを食べたいという同僚の女の子を振り切り、帰る方面が一緒な仲間だけ誘って、タクシーに乗り込む。帰宅は3時。風呂に入って、本を読んで、4時である。
無茶やっちまった。