シュンの日記なページ

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ホームパーティ夜の部

 夜は夜で、レッズサポ仲間のOさんが、両手に酒や冷凍ラム肉を抱えて訪問してくださる。
 Oさんには七里にある実家をお貸しする代わりに維持管理をお願いしてきたのだが、年内の北海道移住のプランなど改めてお話しながら、彼に実家の土地と家を引き継いで頂けるかどうか打診しながらジンギスカンをつつく。
 Oさんは、一人暮らしの母が住んでいたぼくの実家に手を入れて綺麗にしてくれたばかりか、庭などもいろいろ工夫して遊んで下さる。田舎の風景だけど立地条件が悪くない角地、目の前に畑が広がるだけの、ぼくの中学生の頃から全く変わらない場所をとても気に入ってくれているのだ。
 条件が合って無事に彼の手に渡ることになればよいと心から願っている。
 ビールをさんざん飲んだあとで、彼の持ってきてくれた日本酒の口を開ける。山形戦のアウェイのときに二人で旅館で飲んだときに、ぼくの日本酒好きを知った彼が気持ちを込めて持ってきてくれたものだ。大切に呑もうと思う。

 焼酎お湯割りの好きな彼は、赤霧島をマイボトルと言って半分ほど飲み、残りは次のときのために我が家に置いて寒風の中を帰って行った。
 ジンギスカンの匂いだけが後に残る夜だった。
 実は息子にもメールでお誘いをかけたのだが返事すら来なかった。いい加減に親離れの年齢に達したのだろうと勝手に理解し、諦めのため息をふうっと吐いてみた。