シュンの日記なページ

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駒場の風のなかで

 急に冷え込んできた。札幌みたいだ。今日は自転車のパンクを修理して埼スタへ行くのだ。
 11:30に自転車屋へ行ったら12:00まで開店準備だという。なので一旦家に帰り、ふたたび店へ。洒落た雰囲気のスポーツバイク専門店だ。パンクが二箇所なので工賃を入れたらチューブを買い換えた方が得だと言われたので、パンクしたチューブの方は自分で修すと言って引き取り、新しいチューブを買った。パンク修理なんて自分でやってしまうのだが、アパートの3階住まいでは、チューブを水に浸すたらいすらなく、札幌の自宅に帰ったときに修そうかと思ってしまった。
 とにかく、これで埼スタに行ける。埼スタに到着したのは、選手紹介直前。最初のペダルの漕ぎ出しでは寒いかと思ったけれど、スタジアムに着く頃には体がすっかり温まっていた。ハーフパンツに白地に赤ラインの入ったポロシャツ(ゴルフに使っているんだけれど)だった。でも試合が始まると寒くなってウインドブレーカーを着込む。本当に気温が低い日だ。
 その代わり選手のコンディションがよくてガンバを相手にねじ伏せているレッズの試合内容がよく(結果は0-0と物足りなかったけれど)、気持ちよく観戦を楽しんだ。
 そのまま自転車帰り仲間と一緒に帰る。駒場への有料の橋に関しては全然その存在を知らなかった。何しろ、ぼくが札幌に移住する前には埼スタだって札幌ドームだってなかったのだから。
 その橋を渡ってヤマダデンキへ。車がないのでこういう日に買い物。DVDメディアの補充である。
 その後懐かしの駒場運動公園にゆき、くつろいだ(そういえば二週間前、札幌でレッズサポと集まったときは、直前やはり独りで大通り公園でくつろいだのだったな、自分の定型化した行動がおかしくて苦笑)。
 それにしても駒場。いろいろな思い出の詰まった場所が、今、ほんの少しの近所の人たちによって愛されている風景を見て、何となくここがJ開幕当時、まさしく戦場のようだった場所とはとても思えないな、と夕方の寒風に曝されながら思っていた。

 
 

 夜には、力のトイメンの浦和丸にて北海道レッズサポーター浦和支部の宴会を、ささやかに5人で開催。自転車はヨーカドーに4時間100円で置いておけるので、比較的便利だ。夜更けに、寒空の下、ラーメン屋に独り飛び込むと、電話が入り、さきほどの北海道仲間たちはジンギスカン屋に入ったそうだ。苦笑する、さすがにその食欲はないぞ。もやしラーメンを食べ残して、ふたたび、自転車のサドルにまたがり、夜風にぶるると震えた。