歓びの宴
北海道浦和レッズ・サポはすっかり少なくなっている感が否めないのだけど、シーズン・チャンピオンを勝ち取った年ということもあり、以前北海道にいたが今は浦和に住むかつてのレギュラーメンバーまでもが何と3名もともに歓び合うために集まってくれた。さすがに浦和サポはアウェイ観戦にまで出かけるつわもの揃いとあって、飛行機に乗ってまで一緒に酒を呑みに来てくれる仲間というのは、有難い限り。
雪降るすすきので、何度こうして年末の呑み会をやってきたことだろうか。その都度、残念な年もあり、歓べた年もあったけれども、今年ほど文句なしに手放しで喜び合える年はかつてなかった。どんなカップ戦のトロフィーよりも、やっぱり年間リーグ・チャンピオンという言葉は耳に快い。浴びるように祝杯を重ね、旬の食材に舌鼓を打つ。
某プログラム編集長は、優勝記念号の編集に忙殺され急遽参加取り止めとなったのだが、みんなのドイツ土産だとか、レッズのファミマ・カードだとか、得がたいお土産が持ち寄られ、大ジャンケン大会となって盛り上がった。寒風吹きすさぶ札幌の街に、浦和から熱い風が吹いてくれた、という幸福な宴の宵である。