シネコン・ショック

　日曜日の夜遅い時間になるとひたすら憂鬱になるなあ。翌日からの一週間の仕事の重さがずしりと感じられるからなのだけど。

　ちなみに昨日は宴会前に『硫黄島からの手紙』を見て、部分部分、涙してしまったため、実は腫れぼったい眼をしていたのだ。その後酒が充血をごまかしてくれたとは思うのだけれど。それにしてもシネコン体験が今年の春先で、今年は何と３本も劇場で映画を見てしまったではないか。サッポロ・ファクトリーのユナイテッドシネマ札幌と、さいたま新都心のコクーンに入っているMOVIXさいたまと、今回はJRタワー・札幌ステラプレイスにある札幌シネマフロンティア。どこに行っても大体同じ作りで、システマチックになっている。昔の映画館とは大違いだし、座席のシートが柔らかくて大きくて、ゆったりしていて、相当にお洒落だ。十年も映画館に行ってなかったのだからそういう変化に気づかなかったとしても仕方がないけれど、そういうことならば、これからは頻繁に映画館に足を運ぼうかな、という気持ちにもなってくる。