シュンの日記なページ

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札幌パブリック・ビュー

 午後、北海道レッズサポ3名を自宅に招いて、我が家でBS-iによるミニ・パブリックビューを開催。ビールやつまみを持ち寄り、熱気に酔いながら、一喜一憂の高密度な二時間を過ごす。

 泣いても笑っても自力優勝はできないから、上位チーム任せであり、運を天に委ねるためには最低でも勝つということが、今日の条件。サポーターたちが新潟で裸で応援している姿に、馬鹿になれることへの羨望を滲ませた眼差しを、ここにいるぼくらはどこかに秘めているのだ。

 4-0と内容でも成果でも申し分のない試合を終えると、やはりどこか心の片隅に空ろな風が吹いてゆく。このような試合を、どこか投げやりに見えた試合の一つや二つの内容と取り替えることのできないもどかしさ。4点のうちのどれかを、点数の足りなかったあの試合この試合に配分などできない悔しさが、やはり残る。

 だが、この最終節の快勝は来年に繋がる。今年のレッズの不運を思えば、立派な2位であっただろう。主審たちの赤紙連発に泣いたシーズンでもあったが、これはレッズばかりではなかったのだろう。でも主力選手エメルソンのシーズン当初の不調、および離脱。藤田獲得の失敗、永井や達也、ネネ、内館といったレギュラークラスの離脱。そしてポンテやマリッチ加入による突然のシステム変更。多くの危機に直面した一年だったのに、最後に優勝に絡んだ試合を体験できるサポーターの幸せを、ぎゅっと悔しさと共に拳の中に握り締めよう。

 夜は麻生に繰り出して、浜ちゃんにて、豪華刺身や焼き鳥を口に運びながら、ヘラガニの甲羅をもいでは、身を突つく。酒を浴びるように長時間呑んだのに、皆と別れて、さらに馴染みの店に突入。帰りは午前様になった。今日くらい感情を揺さぶられる日はそうない、と覚悟していたその一日だ。終わりの終わりまで、酔った。酒にというよりも、レッズのラストデイの戦いぶりに、ずっと酔っていたのだ。